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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第15章 第14話 山陰大学特撮研究会とリコ先生のヒーローショー(後編
 山陰大学医学部医学科の特撮研究会に所属する学生さんとメッセージアプリで相談した結果、中井戸村初のヒーローショーは年が明けた1月3日に開催されることになりました。

 幽霊部員と試験勉強で忙しい上級生を除いた合計3名の医学生は前日の1月2日から芝居道具を積んだ軽トラを走らせて中井戸村にやって来て、私は三が日で休診している診療所の待合室で彼らを迎え入れていました。

「今日ははるばる来てくださって本当にありがとうございます。私はこの村で研修医として勤務している敷島理子で、こちらは村唯一の正看護師の大滝愛香さんです。指導医の四谷先生は往診中で不在です」
「自己紹介頂きありがとうございます。俺は山陰大学医学部医学科3年生で特撮研究会主将の|坂本《さかもと》|了《りょう》です。この2人は|伊集院《いじゅういん》と|宮元《みやもと》といいまして、それぞれ医学部医学科の3年生と1年生です」
「あの、敷島先生って学生時代写真部に所属されてましたよね? 直接お会いしたことはないと思うんですけど俺写真部も兼部してて、先輩から敷島先生がここで働いてるって話聞いてたんですよ」
「ええっ、伊集院くん写真部員なの? 私が6年生の時は部員減っててピンチだったけどちゃんと部活として残ってたんだ。嬉しいなぁ~」

 国試浪人生活を挟んで無医村で研修医として働いていると忘れがちですが私自身も3年前までは山陰大学の医学部医学科に通っており、在学中はずっと写真部でのんびり活動していたので思わぬきっかけで部活の後輩に会えたのは素直に嬉しく思いました。

 坂本くんと伊集院くんと宮元くんはそれぞれ中肉中背の凛々しい青年、背が高く細身のキザなイケメン、背が低めの優しそうな巨漢というルックスで戦隊というよりは合体ロボットのパイロット感がある三人組だと思いました。どうでもいい話ですが私の隠れた趣味にロボットアニメ鑑賞があり、「|機甲戦陣《きこうせんじん》ザンタム」シリーズはサブスクを利用してほぼ全作見ています。
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