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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第21章 エピローグ 生まれくる命のために
「こうしていると、この世界に私たちしかいないみたいですね。この2人の赤ちゃんは血がつながっているかも知れないし、いないかも知れない。ですけど……」
「ええ、2人のお父さんが誰であっても、この赤ちゃんとリカちゃんは私とアイカさんの子供です。ずっと2人で、いえ、家族のみんなで大切に育てていきましょうね」
「もちろんです。……その、また今度でいいので私もリコ先生のおっぱい飲んでもいいですか? 前から憧れてて……」
「もー、アイカさん子供たちの前で何言ってるんですか。頼まれなくたって一杯吸わせてあげますよっ」
私が少し頬を赤らめながら言うとアイカさんは優しく微笑んでくれて、私とアイカさんとの間には既に性欲や恋愛以上の感情が定着しているのだろうと思いました。
生まれたばかりの赤ちゃんもリカちゃんも私の母乳を飲んでいる間にうとうとして眠ってしまい、それからはお互い子供を抱いたままアイカさんとお喋りをしました。
私が入院している間は四谷先生が奮闘していて、ピンチヒッターとして山陰大学地域枠の研修医さんが来てくれているので中井戸村の医療は何とかなっているそうです。
私は新年度からは3年目の|後期研修医《レジデント》となる予定で、四谷先生は私が後期研修を終えたら東京に帰りたいと話しているのでそうなると今度は私自身が指導医として中井戸村の医療を支えることになります。
まだ研修医気分が抜けきらない私ですがアイカさんは正看護師としてずっとこの村で私を支えてくれますし、地域奉仕枠の研修医も新たにやって来る予定なのできっと大丈夫だと思います。
そうこうするうちに病室の外で何人もの足音が響いてきて、ノックして入ってきたのは中井戸村の男性たちでした。
今日は日曜日ですし将来の夫たちが訪ねてきたのかと思ったものの入ってきたのはおじいさん2名とおじさん1名で、顔を見ると彼らは村長さんと漁師町の|生塩《うしお》船長とスーパーナガイの先代店長さんでした。
「ええ、2人のお父さんが誰であっても、この赤ちゃんとリカちゃんは私とアイカさんの子供です。ずっと2人で、いえ、家族のみんなで大切に育てていきましょうね」
「もちろんです。……その、また今度でいいので私もリコ先生のおっぱい飲んでもいいですか? 前から憧れてて……」
「もー、アイカさん子供たちの前で何言ってるんですか。頼まれなくたって一杯吸わせてあげますよっ」
私が少し頬を赤らめながら言うとアイカさんは優しく微笑んでくれて、私とアイカさんとの間には既に性欲や恋愛以上の感情が定着しているのだろうと思いました。
生まれたばかりの赤ちゃんもリカちゃんも私の母乳を飲んでいる間にうとうとして眠ってしまい、それからはお互い子供を抱いたままアイカさんとお喋りをしました。
私が入院している間は四谷先生が奮闘していて、ピンチヒッターとして山陰大学地域枠の研修医さんが来てくれているので中井戸村の医療は何とかなっているそうです。
私は新年度からは3年目の|後期研修医《レジデント》となる予定で、四谷先生は私が後期研修を終えたら東京に帰りたいと話しているのでそうなると今度は私自身が指導医として中井戸村の医療を支えることになります。
まだ研修医気分が抜けきらない私ですがアイカさんは正看護師としてずっとこの村で私を支えてくれますし、地域奉仕枠の研修医も新たにやって来る予定なのできっと大丈夫だと思います。
そうこうするうちに病室の外で何人もの足音が響いてきて、ノックして入ってきたのは中井戸村の男性たちでした。
今日は日曜日ですし将来の夫たちが訪ねてきたのかと思ったものの入ってきたのはおじいさん2名とおじさん1名で、顔を見ると彼らは村長さんと漁師町の|生塩《うしお》船長とスーパーナガイの先代店長さんでした。