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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第2章 第1話 村長のお孫さんのタカヒロくん(23歳)
「タカヒロくーん、研修医の敷島です。診察に上がりました……」
部屋のドアに3回ノックしても返事がなかったので部屋に入ると、そこでは少し大柄な若い男性がぶつぶつと何かを呟きながらパソコンの画面に没頭していました。
これはいわゆるニートというやつなのかなと思って画面を見てみるとそこには受験情報のオンライン掲示板が表示されていて、タカヒロくんはその掲示板で誰かと議論をしているようでした。
「ひいっ! 誰ですかあなた!? こんな綺麗な女の子が部屋に現れるなんて、僕はまさか幻覚を……」
「幻覚なんかじゃないよ! 私は地域奉仕枠で今日からこの村に赴任した研修医の敷島理子です。リコ先生って呼んでくれていいですよ」
「本当ですか!? でも、僕は別に病気じゃないですよ。おじいちゃんが何か言ったかも知れませんけど……」
「タカヒロくん、心の病気の人は自分は元気だって言いがちだけど私はそんなタカヒロくんのことがむしろ心配です。その、そういうことをする前に、先生にお悩みを聞かせてくれませんか?」
「そういうこと? よく分かりませんけど、リコ先生になら悩みを話せる気がします。……あの、僕は今年で五浪目になるんですけど……」
それからタカヒロくんは部屋のセミダブルベッドに座ると、近くに腰掛けた私に身の上話をしてくれました。
部屋のドアに3回ノックしても返事がなかったので部屋に入ると、そこでは少し大柄な若い男性がぶつぶつと何かを呟きながらパソコンの画面に没頭していました。
これはいわゆるニートというやつなのかなと思って画面を見てみるとそこには受験情報のオンライン掲示板が表示されていて、タカヒロくんはその掲示板で誰かと議論をしているようでした。
「ひいっ! 誰ですかあなた!? こんな綺麗な女の子が部屋に現れるなんて、僕はまさか幻覚を……」
「幻覚なんかじゃないよ! 私は地域奉仕枠で今日からこの村に赴任した研修医の敷島理子です。リコ先生って呼んでくれていいですよ」
「本当ですか!? でも、僕は別に病気じゃないですよ。おじいちゃんが何か言ったかも知れませんけど……」
「タカヒロくん、心の病気の人は自分は元気だって言いがちだけど私はそんなタカヒロくんのことがむしろ心配です。その、そういうことをする前に、先生にお悩みを聞かせてくれませんか?」
「そういうこと? よく分かりませんけど、リコ先生になら悩みを話せる気がします。……あの、僕は今年で五浪目になるんですけど……」
それからタカヒロくんは部屋のセミダブルベッドに座ると、近くに腰掛けた私に身の上話をしてくれました。