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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第9章 第8話 やさぐれ医学生のセイジくん(25歳)
そんなある日、私は地域医療実習ということで岬君に外来診療をさせてあげることにしました。
相手は医学生なので当然後ろで私が控えていますが、いつも無気力な岬君もいざ自分が問診をするとなると緊張しているようでした。
「セイジくん、全然心配しなくていいからね。相手はいつも健康診断でここに来てる女性だし、この村で若い女性はちょっと珍しいけど女性の身体の悩みはどこに住んでても変わらないから。身体診察は心配だったら私がするから言ってね」
「はっ、はい。リコ先生はいつも優しいですね……」
村の人々に倣って私のことをリコ先生と呼んでくれるようになった彼に、私も親しみを込めて今日からセイジくんと呼ぶようにしていました。
しかしセイジくんと呼んであげると彼はいつも少し顔を赤らめていて、私は自分の予想は当たりなのではと感づいていました。
そうして診察室に若い女性の患者さんが入ってきて、数日前からの腹痛が主訴の患者さんにセイジくんは|OSCE《オスキー》のマニュアル通りに問診を行っていました。
その時……
相手は医学生なので当然後ろで私が控えていますが、いつも無気力な岬君もいざ自分が問診をするとなると緊張しているようでした。
「セイジくん、全然心配しなくていいからね。相手はいつも健康診断でここに来てる女性だし、この村で若い女性はちょっと珍しいけど女性の身体の悩みはどこに住んでても変わらないから。身体診察は心配だったら私がするから言ってね」
「はっ、はい。リコ先生はいつも優しいですね……」
村の人々に倣って私のことをリコ先生と呼んでくれるようになった彼に、私も親しみを込めて今日からセイジくんと呼ぶようにしていました。
しかしセイジくんと呼んであげると彼はいつも少し顔を赤らめていて、私は自分の予想は当たりなのではと感づいていました。
そうして診察室に若い女性の患者さんが入ってきて、数日前からの腹痛が主訴の患者さんにセイジくんは|OSCE《オスキー》のマニュアル通りに問診を行っていました。
その時……