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東京佐川お兄さん事件 引きこもりお嬢様の誰にも言えない秘密
第6章 第6話 ずっと一緒にいたかった
志信さんは都内の女子大に通っていた頃にテニスのインカレサークルで出会った慶應大学の医学生に恋をして、付き合う中でカニバリズムの欲求から今日のように彼氏を殺害して食べようとした。
その時は彼氏が必死で抵抗したため殺害には至らず、殺人未遂で訴えると言った彼氏に志信さんのお父さんは数千万円単位の賠償金を個人で支払って訴訟を取り下げて貰った。
志信さんはそれから1年間精神病院に入院して、以降はカニバリズムの欲求を抑えるためにお父さんの後輩の精神科医に外来で治療を受けていたという。
「私はお兄さんとなら素敵な家庭を作れると思っていたけど、結局はだめでした。お兄さんは私をずっとそばで支えてくれたのに、私はお兄さんを食べたい欲求を抑えきれませんでした。こんな頭のおかしい女のことは、もう忘れてください……」
「……そんなこと、できるはずないじゃないですか」
「えっ?」
驚いた表情で言った志信さんに、俺は彼女の身体をベッドの上に押さえつけた。
そのまま有無を言わせず彼女の部屋着を脱がせ、自分も服を脱ぎ去って全裸になった。
その時は彼氏が必死で抵抗したため殺害には至らず、殺人未遂で訴えると言った彼氏に志信さんのお父さんは数千万円単位の賠償金を個人で支払って訴訟を取り下げて貰った。
志信さんはそれから1年間精神病院に入院して、以降はカニバリズムの欲求を抑えるためにお父さんの後輩の精神科医に外来で治療を受けていたという。
「私はお兄さんとなら素敵な家庭を作れると思っていたけど、結局はだめでした。お兄さんは私をずっとそばで支えてくれたのに、私はお兄さんを食べたい欲求を抑えきれませんでした。こんな頭のおかしい女のことは、もう忘れてください……」
「……そんなこと、できるはずないじゃないですか」
「えっ?」
驚いた表情で言った志信さんに、俺は彼女の身体をベッドの上に押さえつけた。
そのまま有無を言わせず彼女の部屋着を脱がせ、自分も服を脱ぎ去って全裸になった。