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東京佐川お兄さん事件 引きこもりお嬢様の誰にも言えない秘密
第7章 エピローグ 私の大好きなお兄さん
平日の夜22時を過ぎた真夜中に、私はデスクトップパソコンを起動してお仕事を続けています。
朝起きた後に取引先から送られてきた大量の書類のデータを見ると息が苦しくなることも多いですが、大好きな恋人が必ず帰ってきてくれると思えば孤独な在宅のお仕事も頑張れます。
「ただいまー。志信さん、こんな時間までお疲れ様です」
「お帰りなさいお兄さん。もう一段落ついたのでご飯温めますね」
「ありがとうございます。いつも遅くなってしまってすみません」
私と佐川お兄さんは半年ほど前に入籍して、それからは私が暮らしていたマンションで同棲するようになりました。
早起きが苦手な私は宅配ドライバーのお仕事で毎朝早くに家を出るお兄さんにいつも前日から朝ご飯を作っていて、その代わりに夕食はお兄さんの帰りがどんなに遅くても一緒に食べるようにしています。
お兄さんは私が作る料理をいつも美味しいと言って食べてくれて、私はそんなお兄さんを見ていていつも幸せな気持ちになります。
朝起きた後に取引先から送られてきた大量の書類のデータを見ると息が苦しくなることも多いですが、大好きな恋人が必ず帰ってきてくれると思えば孤独な在宅のお仕事も頑張れます。
「ただいまー。志信さん、こんな時間までお疲れ様です」
「お帰りなさいお兄さん。もう一段落ついたのでご飯温めますね」
「ありがとうございます。いつも遅くなってしまってすみません」
私と佐川お兄さんは半年ほど前に入籍して、それからは私が暮らしていたマンションで同棲するようになりました。
早起きが苦手な私は宅配ドライバーのお仕事で毎朝早くに家を出るお兄さんにいつも前日から朝ご飯を作っていて、その代わりに夕食はお兄さんの帰りがどんなに遅くても一緒に食べるようにしています。
お兄さんは私が作る料理をいつも美味しいと言って食べてくれて、私はそんなお兄さんを見ていていつも幸せな気持ちになります。