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かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法
第7章 サプリメント2 カイルくんのあまーいホワイトチョコソース

「はい、これバレンタインのプレゼント。あくまで義理チョコだけどちゃんとお店で買ってきたのよ」
「ありがとう秋岡さん。でもどうして俺に?」
2月14日のゼミの帰り、俺は最近あまり話していなかった大学同期の秋岡さんから小さい箱に入ったチョコレートを手渡された。
「うーん、何でか分かんないけどあなたにはこれ渡さないといけないような気がしたのよね。こんな理由であげちゃってごめんなさい」
「いや全然いいよ、俺女の子からチョコ貰うのなんてこれが初めてだし! 大切に食べるね」
俺は秋岡さんと以前ベッドイン寸前まで行ったのだが秋岡さんはとある理由からそれまでの記憶を消されており、俺も元の関係には別に戻りたくないのでそのままそそくさと大学を後にした。
そして……
「きゅうきゅう、ご主人様今日は何の日か知ってますか?」
「もちろん知ってるよ。カイルくんのあまーいあまーい……」
「そう、ぼくからご主人様に素敵なプレゼントです! これ銀河でもすごく有名なお店のチョコレートなんですよ」
「やったー! どんな女の子よりカイルくんから貰うチョコレートが一番嬉しいよ。今日は寝る前にラブラブエッチしようね~」
いつものようにコンビニで鮭とばを買って帰宅した俺はいつものように少年ジャンプを読みながらゴロゴロしていたカイルくんからおしゃれな包装の箱に入ったプレゼントを手渡され、その中身は言うまでもなくチョコレートだった。
今日はカイルくんと恋人同士になってから初めてのバレンタインデーで、俺は2月に入った時からこの日をずっと心待ちにしていたのだった。
「ありがとう秋岡さん。でもどうして俺に?」
2月14日のゼミの帰り、俺は最近あまり話していなかった大学同期の秋岡さんから小さい箱に入ったチョコレートを手渡された。
「うーん、何でか分かんないけどあなたにはこれ渡さないといけないような気がしたのよね。こんな理由であげちゃってごめんなさい」
「いや全然いいよ、俺女の子からチョコ貰うのなんてこれが初めてだし! 大切に食べるね」
俺は秋岡さんと以前ベッドイン寸前まで行ったのだが秋岡さんはとある理由からそれまでの記憶を消されており、俺も元の関係には別に戻りたくないのでそのままそそくさと大学を後にした。
そして……
「きゅうきゅう、ご主人様今日は何の日か知ってますか?」
「もちろん知ってるよ。カイルくんのあまーいあまーい……」
「そう、ぼくからご主人様に素敵なプレゼントです! これ銀河でもすごく有名なお店のチョコレートなんですよ」
「やったー! どんな女の子よりカイルくんから貰うチョコレートが一番嬉しいよ。今日は寝る前にラブラブエッチしようね~」
いつものようにコンビニで鮭とばを買って帰宅した俺はいつものように少年ジャンプを読みながらゴロゴロしていたカイルくんからおしゃれな包装の箱に入ったプレゼントを手渡され、その中身は言うまでもなくチョコレートだった。
今日はカイルくんと恋人同士になってから初めてのバレンタインデーで、俺は2月に入った時からこの日をずっと心待ちにしていたのだった。

