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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第6章 ホテル&リゾート バリタワー
それと彼が言ってるのは
さっき…セパレートの
パジャマと一緒に借りて来た
バリ風の小花柄のワンピースの事で。
彼が…ラーメン2杯食べる間に
無料のサービスの
アルコールを美味しく飲んでしまって。
つい…無料の誘惑に、負けてしまっていた。
お部屋に行きましょうかと、
エレベーターに乗り込んで、
今日泊まる客室は13階にあるのだそうだ。
そう言えば…、臨時収入が
あったからお部屋をアップグレードしたって
そんな風に彼が言っていたような??
『あ、この部屋ですね…どうぞ』
部屋の鍵を開けて、
ドアを開いて押さえていてくれて。
今日泊まるお部屋に入った。
外観も内装も…ホテル全体が
バリのリゾート風なので、
お部屋も…ちょっとシックな
落ち着いた色合いのフローリングで。
置いてある家具もリゾート風だ。
「凄い~、天蓋付のベッドだぁ~」
お部屋には…1つでも2人で
余裕で寝れそうなクイーンサイズの
ベッドが…2台。天井から下げられた
カーテンで天蓋風になったエリアで
室内から区切られた空間になっていて。
リゾート感とプライベート感を
十分過ぎる程に味わえる
ゆとりのある広さのお部屋で。
『部屋に岩盤浴もあるらしいですけど、
もう、今日は入りましたもんね』
リビングには3人掛けのソファと
ラタンのガラステーブルを挟んで
1人掛けのソファがある。
ソファからは大きなテレビを
観て寛ぐ事が出来て。
ポットとか…アメニティの
コーヒーとかある所を見ていたら。
世界の紅茶バイキングと
茶葉が…回転ラックに沢山
入っていて、こんなに
色んな紅茶お部屋にあるの見た事ない…。
備え付けの冷蔵庫には、
普通大体どこのホテルも
サービスのミネラルウォーターが
2本…入れられてる物…だけど。
このホテルは、その500mlの
ペットボトル2本と、
更に紅茶を飲む様なのか
2リットルのペットボトルも待機していて。
こんなにお水をサービスしてくれる
ホテルは…今までなかったなって。
「見てッ!港斗君。
これっ、こんなおっきい
お水、冷蔵庫に入ってたよ?」
『まだ、驚くのは早いですって。
お風呂の方も…見に行きましょうよ』