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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第6章 ホテル&リゾート バリタワー
ホテルの入口から
ここには驚かされてばかりだけど、
あの多すぎる紅茶に、大きな
サイズのペットボトルのお水以外にも
まだこのホテルにはお部屋にも
驚くポイントがあるらしい。
リビングのソファの隣には
マッサージチェアもあったし。
岩盤浴もあるて言ってたから
バリ風のお洒落なラブホテル感もするな。
「なんかさぁ…ここって
ちょっと…ラブホテル感あるかも…?」
そう感じた感想を口にすると。
『巴さん、バリアンリゾートって
こんな感じのラブホあるの知ってます?』
そう言ってそのバリアンリゾートと
言うラブホテルのお部屋の画像を
スマートフォンに表示して見せてくれる。
『系列のグループぽくないです?』
ソファとかベッドとか…
こっちよりもお部屋は
こじんまりとしてるが…似てる。
『あ、お風呂、見ますよね?』
「あ、話してて忘れてた」
あっちにもある驚きの…ポイントと
洗面所の方へ…移動すると。
「わあっ!ええ?これ…
全部…アメニティ…なんだよね?」
『アメニティ過剰供給で
有名なホテルですからね…
バリタワー天王寺は…』
ホテルのフロント前の…
アメニティバイキングだけじゃなくて。
お部屋の洗面台の所にも
棚の中と洗面台の横にこれでもかって
こんな量見た事無いレベルの
アメニティグッツがあって。
ポンプタイプのDHCの基礎化粧品に
それとは別に小分けの
パウチになった基礎化粧品。
男性用のシェービングジェルとか。
マウスウオッシュとか
ここにもシートパックあるし。
「お部屋にナノケアがあるの?
ドライヤーだけじゃなくて、
ヘアアイロンも…置いてあるし…」
女優ライト付きのミラーもあるし
朝の支度も…捗りそうだ。
『お風呂にお湯張りしましょうか?』
そう言って彼が
洗面所の後ろにある
バスルームのドアを開くと。
「お風呂にテレビあるっ!」
お風呂は洗い場が広々としていて、
それに丸い形のふたりでも
ゆったりと入れるジェットバスで
泡ぶろの元も置いてあるから。
泡ぶろを楽しむことが出来る。
『ますますラブホなんですよねぇ~』
「た、確かに…そうかも…」