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ハッテンlove
第1章 ノンケ喰いの夜
「ちょ…ッ!おい、大丈夫か?」

少し苦しい。そんな僕の表情を見て、彼が不安そうな目をした。
「おい、大丈夫か?」だって。懐かしい台詞。君と僕が「初めて会った日」もそう言ってくれたね。

「いいの。始めはちょっときついけど、気持ちよくなるから」

僕はゆるやかに…でも段々と緩急をつけて腰を動かす。自分が感じるところに狙いを定めて。
ごりっと前立腺を擦った時は、ぶるっと全身に震えが走った。

彼も段々と快楽に身をゆだねはじめる。それでいいんだよ、ふふふ。

「あ…ッ、は、きもち、いい…ッ」

自分がリードするセックスって気持ちがいい。
征服してる気分になるよね。

「うぅ…ッ、そろそろ…」
「わかって、る」

彼が苦しそうな声を出す。随分と長かったよね。僕も大満足。

「また、一緒にイきたいな」

魅惑的に微笑むと、彼の目がまた動揺する。そして昂ぶる。

むわぁ…と胎内に迸る精液。
震えが走る。

僕も彼に思いっきりぶちまけてしまう。
僕ってよく飛ぶんだよね。また彼の顔に飛ばしちゃった。

精液まみれの彼の顔は、精悍で整った顔立ちでとても男らしい。
なんでこの子がモテないのかわからないな。

「またシようね」

僕は彼の唇にキスをする。
彼は拒まなかった。
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