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籠の鳥
第7章 軋んだ心
ホテルの最上階。
会員制のクラブ?
入り口で忍さんが カードをかざすと自動ドアが開いた。
受け付けみたいな場所があって
ラウンジで待つように言われた私は、眼下に広がる明かりをぼんやりと眺めていた。
「蓮、来なさい」
忍さんに呼ばれて 傍に行くと、首元に白いリボンのチョーカーが結ばれる。
【ホワイト】
まだ、審査を受けていない玩具を表すんだって。
緑色だと【ノーマル】
紫色が【エクセレント】を表してる。
結構、紫色のチョーカーを付けた人?が 多いみたい。
公の場所に【ノーマル】を連れてくる人は まずいないって、後から 忍さんが教えてくれた。
次々に、着飾った人達が通り過ぎる。
その中に、黒のチョーカーを付けた男性…
あの人…
綺麗…
じっと見つめていると 一緒に居た男性がこちらを振り返った。
「あれ?忍じゃん。君がここにくるなんて珍しいね。」
男性は そう言いながらこちらに足を向けた。
会員制のクラブ?
入り口で忍さんが カードをかざすと自動ドアが開いた。
受け付けみたいな場所があって
ラウンジで待つように言われた私は、眼下に広がる明かりをぼんやりと眺めていた。
「蓮、来なさい」
忍さんに呼ばれて 傍に行くと、首元に白いリボンのチョーカーが結ばれる。
【ホワイト】
まだ、審査を受けていない玩具を表すんだって。
緑色だと【ノーマル】
紫色が【エクセレント】を表してる。
結構、紫色のチョーカーを付けた人?が 多いみたい。
公の場所に【ノーマル】を連れてくる人は まずいないって、後から 忍さんが教えてくれた。
次々に、着飾った人達が通り過ぎる。
その中に、黒のチョーカーを付けた男性…
あの人…
綺麗…
じっと見つめていると 一緒に居た男性がこちらを振り返った。
「あれ?忍じゃん。君がここにくるなんて珍しいね。」
男性は そう言いながらこちらに足を向けた。