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籠の鳥
第7章 軋んだ心
忍さんに話しかけてきたのは このホテルのオーナーでもある 和也さん。
「これ、審査うけないの?」
忍さんと少し話をしたあと、私の首に巻かれたチョーカーに触れながらそう言った。
「まだ、躾ちゅうだから」
忍さんは、そう答えると私を背中に隠すようにした。
「ふぅ~ん。審査の時は 是非とも遊ばせて欲しいね」
クスクスと笑いながら 和也さんは会場へと忍さんを促した。
前を歩く忍さんの後を追うように私も会場内へ…
黒いチョーカーの男性は、和也さんの玩具なのだろうか?
私と同じ様に 和也さんに着いて会場に入って来た。
会場の中は中央にステージがあり そのまわりにテーブルが配置されている。
会場の隅のテーブルにつこうとした忍さんを和也さんが呼び止め、
ステージが一番よく見えるテーブルに和也さんと共に、座る事になった。
忍さん…
あまり 気乗りはしていないみたい。
忍さんのさんの手にそっと触れて 顔を覗き込むと ふんわりとした笑みを浮かべて、「心配ないよ」って 手を握り返してくれた。
暫くすると、テーブルに食事が運ばれてきて 会場のライトも落とされ、
各テーブルの蝋燭の明かりの中、厳かにディナーショーが始まる。
「これ、審査うけないの?」
忍さんと少し話をしたあと、私の首に巻かれたチョーカーに触れながらそう言った。
「まだ、躾ちゅうだから」
忍さんは、そう答えると私を背中に隠すようにした。
「ふぅ~ん。審査の時は 是非とも遊ばせて欲しいね」
クスクスと笑いながら 和也さんは会場へと忍さんを促した。
前を歩く忍さんの後を追うように私も会場内へ…
黒いチョーカーの男性は、和也さんの玩具なのだろうか?
私と同じ様に 和也さんに着いて会場に入って来た。
会場の中は中央にステージがあり そのまわりにテーブルが配置されている。
会場の隅のテーブルにつこうとした忍さんを和也さんが呼び止め、
ステージが一番よく見えるテーブルに和也さんと共に、座る事になった。
忍さん…
あまり 気乗りはしていないみたい。
忍さんのさんの手にそっと触れて 顔を覗き込むと ふんわりとした笑みを浮かべて、「心配ないよ」って 手を握り返してくれた。
暫くすると、テーブルに食事が運ばれてきて 会場のライトも落とされ、
各テーブルの蝋燭の明かりの中、厳かにディナーショーが始まる。