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籠の鳥
第7章 軋んだ心
今回の審査会…
【キング・クイーン】該当者なし
【エクセレント】すら、認定されなかった。
忍さんと共に、会場を後にしようとしてると 和也さんに呼び止められた。
「ねぇ 忍。ちょっと その子貸してよ?」
忍さんは如何にも迷惑そうな顔をしてる。
断ろうとした忍さんの言葉を遮って、和也さんが話し出した。
「審査会で 敦士も頑張ったし ご褒美をあげたいんだ。
それに、【クイーン】にするなら 【キング】と遊ばせるのも悪くないと思うけど…」
忍さんは 私の顔をじっと見つめてため息をつく。
「蓮一人では 行かせないよ?」
和也さんは、にっこり笑って、ホテルのスィートルームに私達を案内した。
【キング・クイーン】該当者なし
【エクセレント】すら、認定されなかった。
忍さんと共に、会場を後にしようとしてると 和也さんに呼び止められた。
「ねぇ 忍。ちょっと その子貸してよ?」
忍さんは如何にも迷惑そうな顔をしてる。
断ろうとした忍さんの言葉を遮って、和也さんが話し出した。
「審査会で 敦士も頑張ったし ご褒美をあげたいんだ。
それに、【クイーン】にするなら 【キング】と遊ばせるのも悪くないと思うけど…」
忍さんは 私の顔をじっと見つめてため息をつく。
「蓮一人では 行かせないよ?」
和也さんは、にっこり笑って、ホテルのスィートルームに私達を案内した。