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籠の鳥
第8章 玩具達
縛られたままの腕を敦士さんの頭の後ろに宛がい柔らかな髪をそっと撫でる…


「もっと 食べて…」

敦士さんの瞳を見つめながら唇を重ね、自ら舌を差し出す様に口の中に挿入する…

ゆっくりと角度を変えて何度も深い口付けを繰り返した後、
口付けを、首筋から鎖骨へと移動させた。


自由に成らない手の代わりに 口で敦士さんのYシャツのボタンを外していく…


敦士さんのはだけた胸に口付けを落とし…

シットリと汗ばんだ胸を拭うように チロチロと舌を這わせた…

少し背伸びをするようにして
敦士さんの指先が弄ぶ突起を敦士さんの突起に重ねると、

「あぁっ…」

っと 喘ぎ声が洩れた。

「くふぅんっ…ふぁっ…」

互いの突起を擦り合わせてコロコロと転がる刺激を分かち合う…


「ねぇ…忍さんの目の前で 私を食べ尽くして…」


敦士さんの耳元でそう囁くと 敦士さんは私をソファに座らせ
私の前に膝まずく…

貪る様に口付けてから、敦士さんは胸の突起に唇を這わせた…

「ふぅんっ…」

敦士さんの髪を撫でながら、与えられる快楽に身を捩り、私は、目の前に座る忍さんを見つめていた。





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