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籠の鳥
第4章 調教①
匠さんの膝に抱っこされて、DVD鑑賞。

本当に普通に抱っこされてるだけ…

後から抱きしめられる様に回された腕は
私のウエストの辺りで交差されてる。


匠さんは私の肩に顎を乗せて画面に魅入っていた。


「うわぁっ」

悲鳴を上げた匠さんがギュッてしがみついてくる…


恐いなら見なきゃ良いのに。



今見てるのは、少し前に話題になったホラー映画。


血みどろで白眼のお化けが 100インチの大画面に映されたら少し恐い…



それに…
最近の作品て最後に怪しい伏線残ってたりするから
見終わった後も何だか背筋が寒くなる。

エンドロールが流れる頃には匠さんの腕に込められた力も緩んでた。


「恐かったけど 面白かったね」


後から、覗き込む様にして話し掛けてくる匠さんに

「うんっ」て 返事をかえす。
映画より、恐がる匠さんの方が面白かったってのは内緒。



「ねぇ…お姫様?僕の事、名前じゃなくて【お兄ちゃん】って呼んでくれないかな?」


唐突にそんな事を言い出した匠さんの顔を目をパチパチさせながらガン見しちゃった。


「ねっ…お願い」


顔の前で手を合わせて【お願い】を繰り返す匠さん…


急にそんな事言われても…


匠さんに視線を移すと 捨てられた仔犬みたいな目で見上げてくる…


やめてぇ~っ
そんな目で見ないでよっ
私が悪いことしてるみたいじゃないっ

「一度だけだよ?」

大きく深呼吸して、【お兄ちゃん】

その言葉をブツブツと口の中で唱復する。


「お……おにっ」


恥ずかしいっ///


あ~…
匠さんの目…
キラキラしてる



「お兄っちゃんっ」


噛んだ…(°□°;)

でも…
匠さんは、満足だったみたいで

「可愛いい~っ」

て、飛び付いてきた。






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