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人妻愛人契約
第8章 あの夜の出来事
緑色のゴムを被った怪物が、ゆっくりと希実の身体の中に沈んでいく。

「希実さんっ!」

画面に向かって祐樹は叫んだ。

胸がキュウッと締め付けられた。同時にざわざわと得体の知れない興奮が押し寄せてくる。心臓が早鐘を打ち、ズボンの中の肉棒が痛いくらいに硬くなっている。先走りの液を吐き出している。

善一は20センチあろうかという巨砲を一気に挿入しなかった。

「きつい、きつい。子どもを産んだとは思えない、すごい締め付けだ――」

女肉の感触を楽しむように、少し入れては少し引く――。それを繰り返しながら、徐々に希実の体内深くへ含ませていく。

「んんっ――」

半分くらい入ったところで、希実が苦しそうに顔を歪め、呻き声を漏らした。

どうやら肉棒の尖端が子宮口に届いたようだ。善一がニヤリと笑った。

「このまま続けますよ」

善一は腹に力を入れて、さらに深くへと肉棒を挿し込んでいく。

「んん――ッ!」

希実が白い喉をのけ反らし、全身の筋肉を硬直させた。子宮が奥へと押し上げられるのだろう。初めての経験に美しい眉間に皺を寄せ、歯を食い縛って耐えている。

やがて、善一のでっぷりした下腹部が希実のツルツルの下腹部と密着した。

「ようやく全部入りました」

善一がホッとしたように声を出した。

ついに、二人の身体が完全に繋がってしまった――。

希実の少女のようにツルツルの股間に善一の太く醜い肉棒が杭のように突き刺さっている。

恐らく尖端は希実のお臍の裏くらいまで達しているに違いない。希実は、顔を赤く上気させ、目を閉じたまま、ハァハァと苦しそうに肩で息をしていた。

わかっていたことではあったが、こうして実際に見るのは辛かった。

胸が痛い。苦しい。でも、その心の苦しみが肉体をどうしようもないほど刺激する。ズボンの中で、肉棒がいきりたち、次々と先走りの液を吐き出している。それがまた祐樹には情けなかった。

「くそっ」

気づくと祐樹は涙を流していた。
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