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人妻愛人契約
第8章 あの夜の出来事
極太の肉棒が、奥から愛液を掻き出そうとするように、希実のぎりぎりまで拡げられた柔肉を抽送する。

「やめてっ……」

希実は辛そうに身体を悶えさせた。

「苦しいですか?」

善一が聞くと、希実は顔を横に伏せたまま、小さく頷いた。

「ご主人とは大きさが違いますからね。しかたがないです。慣れるまでがまんしてください。慣れれば最高に気持ちいいですから」

フフフ。善一は口元に卑猥な笑みを浮かべて、腰を動かし続けた。

段差のあるカリ首が肉筒を裏返しそうな勢いで肉の内側を擦り上げる。尖端の膨らみが、鐘を打つように子宮を突き上げる。

「んんッ……」

希実は、美しい眉間に深い皺を刻み、苦しそうに背中を反らし、腰をのたうたせた。しかし、そんな女の苦悶する姿も、男にとっては気持ちを高ぶらせる調味料に過ぎない。

「最高です――」

善一は喜びに満ちた表情で、苦しそうに歪んだ希実の顔を見つめながら、腰を振り続けた。

しばらくすると、希実の身体が善一に馴染んできたのか、重なり合う二人の股間からクチュクチュと粘りつくような卑猥な水音が聞こえてきた。

画面が二人の結合部分のアップに変った。緑色の怪物が、祐樹以外受け入れたことのない神聖な肉穴をわがもの顔で出入りしている。肉棒の周りから希実の吐き出す愛液が滲みだし、お尻の穴のほうまでしっとりと濡れていた。

「あ、あんッ……」

希実が漏らす声にも艶めいた響きが含まれてくる。次第にそれは強くなり、やがて希実は身体を大きくひねり、よがりはじめた。

「奥が好きなんですね。いいですよ。もっと突いて上げましょう。ほら」

善一が腰のグラインドを大きくした。

「ああっ、ダメっ……」

希実が形のいい顎を突き出し、白い喉をのけ反らした。
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