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人妻愛人契約
第8章 あの夜の出来事
善一の意地の悪い責めに、希実は頂上を前に足止めを食った状態になった。
絶頂を迎えられず、身体の興奮が高止まりしたまま据え置かれた状態――それは気持ちいいを通り越して、苦しいに違いない。
何回目かのとき、希実の手足の筋肉がピクピクと痙攣し始めた。絶頂を迎えたい、絶頂を迎えて早く楽になりたいと身体が悲鳴を上げていた。
それでも希実は耐えた。女としての最後の維持なのだろう。善一の要求に必死に頭を振り続けた。これ以上善一の思うようにはなりたくないという強い意志が、画面を見ている祐樹にもひしひしと伝わってきた。
でももう限界だった。
7回目だろうか、8回目だろうか。善一が動きを止めたとき、
「ああ、もうっ……」
希実は焦れたように叫ぶと、催促するように腰を上下に激しく揺すった。
「お願い、やめないで……」
ついに希実は言った。
「イキたいですか?」
「ハァハァハァ……」
希実は上気した顔を横に伏せたると、目を閉じて小さく頷いた。
「だったら言えますね。イクって」
「ハァハァハァ……」
再び頷く。
善一はニンマリと笑った。
「いいでしょう。イカせてあげましょう」
希実を抱きしめると、パンパンパン、腰を勢いよく上下に動かしはじめた。極太の肉棒が希実の襞肉をこれでもかと擦り上げる。
「あ、ああ――ッ!」
希実が悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
美しい眉間に皺を寄せて善一にしがみつき、もっととねだるように、善一の動きに合わせて腰を突き上げる。
雪のように白い肌が朱色に染まていく。
絶頂を迎えられず、身体の興奮が高止まりしたまま据え置かれた状態――それは気持ちいいを通り越して、苦しいに違いない。
何回目かのとき、希実の手足の筋肉がピクピクと痙攣し始めた。絶頂を迎えたい、絶頂を迎えて早く楽になりたいと身体が悲鳴を上げていた。
それでも希実は耐えた。女としての最後の維持なのだろう。善一の要求に必死に頭を振り続けた。これ以上善一の思うようにはなりたくないという強い意志が、画面を見ている祐樹にもひしひしと伝わってきた。
でももう限界だった。
7回目だろうか、8回目だろうか。善一が動きを止めたとき、
「ああ、もうっ……」
希実は焦れたように叫ぶと、催促するように腰を上下に激しく揺すった。
「お願い、やめないで……」
ついに希実は言った。
「イキたいですか?」
「ハァハァハァ……」
希実は上気した顔を横に伏せたると、目を閉じて小さく頷いた。
「だったら言えますね。イクって」
「ハァハァハァ……」
再び頷く。
善一はニンマリと笑った。
「いいでしょう。イカせてあげましょう」
希実を抱きしめると、パンパンパン、腰を勢いよく上下に動かしはじめた。極太の肉棒が希実の襞肉をこれでもかと擦り上げる。
「あ、ああ――ッ!」
希実が悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
美しい眉間に皺を寄せて善一にしがみつき、もっととねだるように、善一の動きに合わせて腰を突き上げる。
雪のように白い肌が朱色に染まていく。