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人妻愛人契約
第10章 恋人たちの思い出~秋、溺れゆくカラダ
窓にうっすらと日が差してきた。
「はぁ、はぁ……もうこんな時間か……」
パソコンの前で祐樹は、精液でドロドロになった肉棒を握り締めていた。床には、丸まった湿ったティッシュが散乱している。いくつかはすでにガビガビに硬くなっていた。
この夜だけで3回出していた。2日間通せば、もう何回出したのか、自分でもわからない。それでもまだ肉棒はいきり立ったままだった。
身体が壊れている。心もかな――。
祐樹は苦笑した。
それにしても、善一が、俺の子を産めと言ったのには驚いた。何をふざけたことを――。腹の底から怒りがこみ上げてくる。
一方で、希実が言った言葉は嬉しかった。
――好きよ。愛してる。
そう言ったとき、希実はきっと頭の中で祐樹の顔を思い描いていたのだろう。顔がふっと微笑んでいた。それが祐樹の心を慰めてくれた。
希実の心が自分にあることがわかった。だからこそ、そのあと希実の身体が快楽を求めて動くのを見るのが悔しかった。美しい顔が快感に歪むのがつらかった。
善一になんか頼らなくても、僕が希実さんを気持ちよくしてやる――。そう言ってやりたかった。でも……。
あの化け物のような太く醜い肉棒とふてぶてしい善一の顔が祐樹の頭の中に蘇る。ガハハハ。あの下品な笑いが聞こえてくる。
悔しいけど、善一に勝てる自信はなかった。
「くそッ」
祐樹は握りしめた拳で壁を叩いた。
「はぁ、はぁ……もうこんな時間か……」
パソコンの前で祐樹は、精液でドロドロになった肉棒を握り締めていた。床には、丸まった湿ったティッシュが散乱している。いくつかはすでにガビガビに硬くなっていた。
この夜だけで3回出していた。2日間通せば、もう何回出したのか、自分でもわからない。それでもまだ肉棒はいきり立ったままだった。
身体が壊れている。心もかな――。
祐樹は苦笑した。
それにしても、善一が、俺の子を産めと言ったのには驚いた。何をふざけたことを――。腹の底から怒りがこみ上げてくる。
一方で、希実が言った言葉は嬉しかった。
――好きよ。愛してる。
そう言ったとき、希実はきっと頭の中で祐樹の顔を思い描いていたのだろう。顔がふっと微笑んでいた。それが祐樹の心を慰めてくれた。
希実の心が自分にあることがわかった。だからこそ、そのあと希実の身体が快楽を求めて動くのを見るのが悔しかった。美しい顔が快感に歪むのがつらかった。
善一になんか頼らなくても、僕が希実さんを気持ちよくしてやる――。そう言ってやりたかった。でも……。
あの化け物のような太く醜い肉棒とふてぶてしい善一の顔が祐樹の頭の中に蘇る。ガハハハ。あの下品な笑いが聞こえてくる。
悔しいけど、善一に勝てる自信はなかった。
「くそッ」
祐樹は握りしめた拳で壁を叩いた。