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人妻愛人契約
第10章 恋人たちの思い出~秋、溺れゆくカラダ
「はぁ、はぁ、はぁ……よかったよ、希実。すごく気持ちよかった……」

息を切らしながら善一が言うと、

「はぁ、はぁ……わたしもよかった……」と希実は答え、ねだるように善一の口を吸った。

「希実……」

善一が口を吸い返し、舌を入れる。それをまた希実がしゃぶり返す。チュパ、チュパ、ヌチュ……。希実の口の中で二人の唾液が混ざり合い、泡立ちながらねっとりと糸を引く。

「出たのが、わかったか?」

善一が聞くと、希実は頷いた。

「たくさん出てた」

はにかみながら答えた。

ヌチュ、ヌチュ チュパ……。

「そうだろう。溜まってたからな。希実、二人目の子は作らないのか?」

「欲しいとは思うけど、どうして」

「どうせ作るなら俺の子を産めよ」

「バカなこと言わないで」

「バカなことじゃないよ。俺は本気で言ってるんだぜ。あんなひ弱な亭主は捨てて、俺のところに来いよ」

「ダメよ。そんなことできるわけないでしょう」

「あいつのことが好きなのか?」

希実は頷いた。

「好きよ。愛してる」

「どこがいいんだよ、あんなひ弱な男の」

「祐樹は、ひ弱じゃないわ。優しいし、勇気もある。素敵な旦那様よ」

「でも、セックスは俺のほうがいいんだろう」

善一が腰を動かした。

出したばかりだというのに、善一の肉棒は柔らかくなってなかった。硬く膨れたままの肉棒の尖端が希実の子宮を突き上げた。

「あんッ」

希実が目を閉じて喘ぎ声を漏らした。

善一はニヤリと笑った。

「2回連続なんて、あいつじゃできないよな」

腰を押し付けたまま、ゆっくりとグルグル回す。

「うッ、ううッ――」希実は、辛そうに額に皺を寄せて善一にしがみついた。「あなたなんか大嫌い……」善一の腰の動きに合わせて、ねだるように腰を動かした。襞肉深くに押し込まれた肉棒の根元から善一が吐き出した精液が滲みだしてくる。

「大嫌いか。まあいい。そのほうが面白い」

「あ、あんッ……」

「そのうち、お前の方から俺の子どもが欲しいって言わせてやるよ」

チュパ、チュパ、ヌチュ……。善一は希実の口を激しく吸いながら、肉棒のピストンを再開した。
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