この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻愛人契約
第11章 恋人たちの思い出~冬、電話の向こうで
「あの広告代理店の課長、大野と言ったっけ。呑んでる間、物欲しそうな目でお前の胸ばかり見てたな。あれは相当のスケベだ」

「そんなふうに悪く言うものじゃないわ。あの人のおかげで、フェスを協賛してくれる旅行会社が見つかったんだから」

「そうだな。確かに仕事はできる男だ」

太腿を撫でていた善一の指が滑るように上がっていき、スカートの中に入った。

「だからダメって言ったでしょ」

希実がスカートの上から善一の手を抑えた。

「俺が広告代理店を紹介してやったんだ。ご褒美をくれよ」

善一は強引に手を動かした。真っ白なショーツのクロッチ部分を脇にずらし、希実の身体の中に指を潜り込ませていく。

「あんッ……」

希実が顔を顰めた。腰を少し引いて、前かがみになる。

「なんだ。もうビショビショじゃないか。口と違って身体は正直だな。本当は、したくてしょうがないんだろう?」

指を卑猥に蠢かしながら、善一は嬉しそうに言った。

「バカ……」

希実は頬をぽっと赤く染めると、身体を反転させて善一に抱きつき、勢いよく善一の口に吸いついた。

「へへへ」

善一は嬉しそうに笑い、希実の舌を吸った。

チュパ、チュパ、ヌチュ……。舌が絡み合い、混ざり合った唾液がねっとりと透明な糸を引く。

徐々に希実の顔が上気していく。

「ベッドに行こうか」

希実が頷くと、善一は希実のスラリとした身体をお姫様だっこで抱えた。

「きゃっ」

いきなり身体を持ち上げられて驚いたのか、希実が悲鳴を上げて、善一の首に腕を巻き付けると、火照った顔を善一の胸に伏せた。

そのまま希実は攫われた花嫁のように奥の部屋へ運ばれていった。
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ