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人妻愛人契約
第13章 奪還
「社長、起きてますか……社長……」
部屋の外から慎吾の声が聞こえた。
「うっ、ううう……」
祐樹は、寝返りを打ち、枕元にある時計を見た。9時を過ぎている。いつの間にか眠っていたようだ。
「もうこんな時間か……」
身体が異様に怠い。下腹部が痛かった。精神的にもまいっている。とても仕事ができるような状態じゃない。
「慎さん、ごめん。熱があるみたいなんだ。今日は休んでもいいかな」
襖越しに言った。開けるわけにはいかなかった。ティッシュが散乱しているのを見られるのはまずい。
「わかりました。徹夜続きのようでしたから、お疲れになったのでしょう。薬を持ってきましょうか」
「いや、大丈夫。寝れば治ると思う。希実がいないときに悪いね」
「とんでもない。ゆっくりお休みなってください」
慎吾の足音が遠ざかっていった。
「慎さん、ごめんね」
祐樹はつぶやくと目を閉じた。そのまま再び眠りについた。
部屋の外から慎吾の声が聞こえた。
「うっ、ううう……」
祐樹は、寝返りを打ち、枕元にある時計を見た。9時を過ぎている。いつの間にか眠っていたようだ。
「もうこんな時間か……」
身体が異様に怠い。下腹部が痛かった。精神的にもまいっている。とても仕事ができるような状態じゃない。
「慎さん、ごめん。熱があるみたいなんだ。今日は休んでもいいかな」
襖越しに言った。開けるわけにはいかなかった。ティッシュが散乱しているのを見られるのはまずい。
「わかりました。徹夜続きのようでしたから、お疲れになったのでしょう。薬を持ってきましょうか」
「いや、大丈夫。寝れば治ると思う。希実がいないときに悪いね」
「とんでもない。ゆっくりお休みなってください」
慎吾の足音が遠ざかっていった。
「慎さん、ごめんね」
祐樹はつぶやくと目を閉じた。そのまま再び眠りについた。