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人妻愛人契約
第13章 奪還
今日こそは、希実さんを満足させる――。

祐樹は意気込んで、希実の全身をまさぐり、舌を這わせた。そして、希実の身体が十分潤ってから、股間のモノを挿入した。

「あ、あんッ……祐樹……」

希実の柔肉が祐樹の硬くなったモノに絡みつき、締め付けてくる。

気持ちよかった。

祐樹は2分と持たず、発射してしまった。

「だめだっ、出ちゃうっ……イクっ!」

呻くように叫び、腰を震わせた。

「ごめん、希実さん。でもまだできるから」

祐樹は、はぁはぁと息を切らせながら言った。

30分後、股間のモノが回復した祐樹は、再び希実に挿入した。

待っていたように希実が抱きついてきた。求めるように下から腰を突き上げてくる。

「祐樹、もっと――」

さすがに2回目だ。少しはもつだろう――。祐樹は思ったが、希実の身体はあまりにも気持ちよかった。襞肉が肉棒に吸い付くように絡みつき、奥へ引きずり込もうと締め付けてくる。腰を動かせば動かすほど気持ちよくなり、身体が痺れてくる。

それでも5分は耐えたが、希実が絶頂を迎える前に祐樹は発射してしまった。

「はぁ、はぁ……ごめんね。また出ちゃった……」

祐樹は、希実の身体の上にガックリと身体を横たえて謝った。

「いいのよ。わたしは祐樹とこうしてるだけで幸せだから」

希実は微笑みながら励ますように祐樹の背中をさすってくれた。

祐樹は悔しくて、涙が出そうになったが、ぐっと堪えた。

ガハハハ。頭の中で善一の下品な笑い声が鳴り響く。

それはいつまで経っても消えなかった。

あざ笑うように……。

いつまでも……。
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