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人妻愛人契約
第15章 新しい夫婦のかたち
「抜くぞ」
希実の身体の震えが治まると、善一が肉棒を抜いた。
「ああ……」
希実が名残惜しそうに喘ぎ声をあげた。
ぽっかり空いた膣穴から大量の黄色味がかった精液が滴り落ちた。床に小さな水たまりができていく。
「希実さん……」
祐樹は、茫然とそれを見ていた。
あんなに多いのか――。自分が出す量の倍以上の量の精液が滝のように流れ落ちていく。
祐樹は自分が許したこととは言え、希実が妊娠してしまうのではないかと不安になった。それが顔に表れたのだろう。
「大丈夫ですか」
沙耶が肉棒を口から離し、立ち上がった。固まっている祐樹をハグするように抱きしめた。
「旦那さま、すごいでしょう。量もですけど、濃いんですよ。あれで今まで何人もの女性が妊娠しましたから、希実さんも妊娠しちゃうかも知れませんね」
意地悪く言う。でも本当のことなのかも知れない。
「アフターピルがあるんですよね?」
「妊娠するのが心配なんですか?」
祐樹は頷いた。沙耶は、フフッと口元を緩めた。
「大丈夫ですよ。ちゃんと用意してあります。すぐに飲めば妊娠することは、ほとんどありませんから」
「ほとんどって……」
「アフターピルの避妊の効果は80%くらいなんです」
「え、そんなに低いんですか?」
祐樹は驚いた。
「はい。あくまでも最後の手段ですから。女性ならみんな知ってると思います」
「希実もそれを知ってて……」
「おそらく……」
「そうですか……」
祐樹の目から涙が溢れてきた。自分がいいと言ったんだから仕方がない。でも――。
「そんな悲しい顔をしないでください」
沙耶が唇を重ねてきた。口を吸い、舌を差し込んでくる。
身体も心も疲れ果てた祐樹にとっては、ありがたかった。救われるような気がする。すがるように口を吸い返し、舌を絡めた。
祐樹の口の中に、自分が出した生臭い精液の味が広がっていった。
希実の身体の震えが治まると、善一が肉棒を抜いた。
「ああ……」
希実が名残惜しそうに喘ぎ声をあげた。
ぽっかり空いた膣穴から大量の黄色味がかった精液が滴り落ちた。床に小さな水たまりができていく。
「希実さん……」
祐樹は、茫然とそれを見ていた。
あんなに多いのか――。自分が出す量の倍以上の量の精液が滝のように流れ落ちていく。
祐樹は自分が許したこととは言え、希実が妊娠してしまうのではないかと不安になった。それが顔に表れたのだろう。
「大丈夫ですか」
沙耶が肉棒を口から離し、立ち上がった。固まっている祐樹をハグするように抱きしめた。
「旦那さま、すごいでしょう。量もですけど、濃いんですよ。あれで今まで何人もの女性が妊娠しましたから、希実さんも妊娠しちゃうかも知れませんね」
意地悪く言う。でも本当のことなのかも知れない。
「アフターピルがあるんですよね?」
「妊娠するのが心配なんですか?」
祐樹は頷いた。沙耶は、フフッと口元を緩めた。
「大丈夫ですよ。ちゃんと用意してあります。すぐに飲めば妊娠することは、ほとんどありませんから」
「ほとんどって……」
「アフターピルの避妊の効果は80%くらいなんです」
「え、そんなに低いんですか?」
祐樹は驚いた。
「はい。あくまでも最後の手段ですから。女性ならみんな知ってると思います」
「希実もそれを知ってて……」
「おそらく……」
「そうですか……」
祐樹の目から涙が溢れてきた。自分がいいと言ったんだから仕方がない。でも――。
「そんな悲しい顔をしないでください」
沙耶が唇を重ねてきた。口を吸い、舌を差し込んでくる。
身体も心も疲れ果てた祐樹にとっては、ありがたかった。救われるような気がする。すがるように口を吸い返し、舌を絡めた。
祐樹の口の中に、自分が出した生臭い精液の味が広がっていった。