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人妻愛人契約
第17章 冷たい闇
8月。いよいよ一週間後にコスプレフェスの開催が迫ったという日。
祐樹は、善一がSMルームと呼んでいる部屋で、天井からぶら下がった2本の鎖に手首を繋がれ、立ったまま万歳をする形で拘束されていた。服は脱がされ、下着もつけてない。素っ裸だ。
目の前には、やはり裸の希実が、産婦人科にある分娩台のような椅子に足を大きく広げられ、拘束されている。腕は大きなヘッドレストの脇に固定されていた。
あれから2か月。結局、希実が妊娠することはなかった。祐樹と希実は週に1回、善一のところに通い、倒錯した肉の悦びにどっぷりと浸るようになっていた。スワッピングをするようにパートナーを変えてセックスを楽しむだけのときもあったが、善一のお気に入りは、手錠や紐を使って拘束した希実を、やはり拘束した祐樹の目の前で犯すことだった。
今も善一は、身動きできなくなった二人を嬉しそうに細い目をさらに細めて見ていた。隣にはSMの女王のように黒いボディスーツを着た沙耶が寄り添うように立っていた。
「三河屋さん、さすがにこれはやり過ぎじゃないですか」
腕を揺らしジャラジャラと鎖の音を立てながら、祐樹が文句を言った。
「そんなことないでしょう。深田さん、股間のモノがしっかり勃ってるじゃないですか」
善一はニヤニヤ笑っている。お前の性癖はわかってる、そういう顔だ。
「くっ……」
祐樹は悔しそうに顔を歪めた。
「希実さんも。しっかり濡れてます。こういうのがお好きなんですね」
沙耶が大きく開かれた希実の股間を覗き込み、艶めいた笑みを浮かべた。
「…………」
希実はもう諦めているのか、無言のまま眉間に皺を寄せ、目をきつく閉じていた。
善一は希実に近づくと、乳首を摘まんだ。
「うッ……」
希実の口からため息のような喘ぎ声が漏れた。
「今日は深田さんに相談したいことがありましてね」
指で乳首をコリコリと転がしながら、善一が言った。
「相談? 何ですか?」
「そろそろプレイを次の段階に進めたいと思いましてね。人を紹介したいんです」
祐樹は、善一がSMルームと呼んでいる部屋で、天井からぶら下がった2本の鎖に手首を繋がれ、立ったまま万歳をする形で拘束されていた。服は脱がされ、下着もつけてない。素っ裸だ。
目の前には、やはり裸の希実が、産婦人科にある分娩台のような椅子に足を大きく広げられ、拘束されている。腕は大きなヘッドレストの脇に固定されていた。
あれから2か月。結局、希実が妊娠することはなかった。祐樹と希実は週に1回、善一のところに通い、倒錯した肉の悦びにどっぷりと浸るようになっていた。スワッピングをするようにパートナーを変えてセックスを楽しむだけのときもあったが、善一のお気に入りは、手錠や紐を使って拘束した希実を、やはり拘束した祐樹の目の前で犯すことだった。
今も善一は、身動きできなくなった二人を嬉しそうに細い目をさらに細めて見ていた。隣にはSMの女王のように黒いボディスーツを着た沙耶が寄り添うように立っていた。
「三河屋さん、さすがにこれはやり過ぎじゃないですか」
腕を揺らしジャラジャラと鎖の音を立てながら、祐樹が文句を言った。
「そんなことないでしょう。深田さん、股間のモノがしっかり勃ってるじゃないですか」
善一はニヤニヤ笑っている。お前の性癖はわかってる、そういう顔だ。
「くっ……」
祐樹は悔しそうに顔を歪めた。
「希実さんも。しっかり濡れてます。こういうのがお好きなんですね」
沙耶が大きく開かれた希実の股間を覗き込み、艶めいた笑みを浮かべた。
「…………」
希実はもう諦めているのか、無言のまま眉間に皺を寄せ、目をきつく閉じていた。
善一は希実に近づくと、乳首を摘まんだ。
「うッ……」
希実の口からため息のような喘ぎ声が漏れた。
「今日は深田さんに相談したいことがありましてね」
指で乳首をコリコリと転がしながら、善一が言った。
「相談? 何ですか?」
「そろそろプレイを次の段階に進めたいと思いましてね。人を紹介したいんです」