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人妻愛人契約
第2章 三河屋
希実の吐息が熱くなっていく。胸の膨らみが、二人の身体の間でグニュッと押しつぶされる。祐樹には、その感覚が心地よかった。股間のものが硬くなっていく。

「希実さんが欲しくなっちゃった。入れてもいいかな」

「ダメ、昨日したでしょ」

「でも、こんなになってるんだよ」

祐樹は、希実の手を取って、股間に導いた。希実は、抵抗しないで優しく握ってくれる。

「かわいそうだけど、いまはダメ、我慢して」希実は子どもを諭すように言った。「その代わり帰ってきたら、たくさんして。汚れたわたしの身体をきれいにして欲しいの」

汚れた身体なんて、そんな――。祐樹は涙が出そうになった。

「わかったよ。それまで大事にとっておくとするか」

祐樹は言った。

「ありがとう」

希実は名残惜しそうに祐樹の身体から手を離した。
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