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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第10章 グラビアデビュー
翌朝、三人の中でも幸恵が一番先に目覚めた。
『まあ…お二人とも幸せそうな顔をして眠っているわ』
身支度を整えながらベッドで眠り続けている浅香と圭子の顔をゆっくりと眺めた。
ひとときの情事であることはわかっている。
浅香が、こんな下女を愛してくれているとは思ってもいない。
だが、いつか彼が一人の女を見初(みそ)めて契りを結ぶ時があっても、ひそかに昨夜のように抱いてもらいたいとも思った。
「あなた…おはようございます…
昨夜のあなた、とても素敵だったわ」
浅香を起こさぬように
軽く唇にキスをした。
全裸で眠っている浅香は男の生理現象なのか
その股間のモノは昨夜たっぷりと射精したにも関わらず、アルプス山脈のように雄々しく屹立していた。
「若いっていいわね」
たまらずに幸恵は凛々しく逞しいイチモツに優しくキスをした。
自分のおま○こ臭とザーメンの香りが鼻腔に突き抜けてくる。
撮影隊の朝食の準備など放っておいて
このまま朝勃ちのペニスを頬張りたくなるのをグッと堪えた。
「さあ、急いで朝食の用意をしなきゃ」
潤い始めた女性器に蓋をするようにショーツを履いて気持ちを浅香の愛人から使用人へと切り替えた。
キッチンに撮影隊の人数分の朝食を用意し終わると、タイミングを見計らったように男たちが次々と階下に降りてきてテーブルの席についた。
「今朝は少しだけ寝坊してしまったので
トーストとハムエッグで勘弁してくださいな」
一人ひとりにモーニングコーヒーを淹れながら
簡単な朝食ですいませんと頭を下げた。
「いえいえ、いつもコンビニのおにぎりで済ます朝食に比べたらご馳走ですよ」
トーストを齧りながら
カメラマンの男は幸恵の顔をしみじみと見つめてきた。