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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第12章 嵐の夜
男が幸恵の膣内に射精したのと同時に
大浴場に仄かな明かりが灯った。
停電してから30分…
非常用バッテリーが発動し始めたのだ。
汗と湯気ですっかりメイクの剥がれた素顔を彼に見せたくないと、幸恵は慌てて顔を両手で覆って隠した。
「なんで隠すの?」
「だって…こんな皺くちゃな素顔をあなたに見せたくないもの」
「素顔だって素敵だよ
僕はねメイクバッチリの着飾ったあなたに惚れた訳じゃないんだ
あなたの全てを愛しているんだ」
彼が顔を覆い隠す両手の手首を握り
そっと顔面からその手を引き剥がす。
「あああ…だめ…見ないで…」
「うん、やっぱり思った通りだ。
素顔のあなたは美しいよ」
男の顔が幸恵の目の前に迫ってきた。
こんな私でもいいんですか?
あなたの母親ほどに年齢差があるおばさんなのに
おばさんの私を愛してくれるの?
幸恵は戸惑いながらも迫ってくる彼の顔をまともに見れずにスッと瞼を閉じた。
「好きなんです
僕と結婚を前提にお付き合いしてください」
カメラマンの男は幸恵に求愛すると
返事は今すぐでなくていいんだよと
何か答えようとする幸恵の唇を塞いだ。
甘いキス…
忘れかけていた愛情のあるキス…
嬉しくて膣がキュ~っと萎んでゆく。
その膣圧に彼の吐き出した精液がアソコから流れ落ちて尻の谷間をこぼれていった。