パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第12章 嵐の夜

「…く…ぁ…ッ…ああ…どう…しよう、浅香さん…」

「…どうしました？…」

「イくの…もう我慢できないの…
浅香さんに…逝かされちゃう…！！」

「……？」

男のモノが押し当てられている浅香の腹の辺りに、ぬらぬらとした熱いものが徐々に広がっていった。
そしてオナニーで何度も嗅いだ男としての香りが浅香の鼻腔を襲ってきた。

「逝かされちゃった…」

男の目のには、涙が滲んでいる。

「すいません…！すっかり夢中になっちまって…
あまり強く掘っちゃ、つらかったですか？」

「いや…違う…違うんだ…
大丈夫だよ…そのまま…来てくれ…
浅香さんも私を…しっかり抱いて尻の中に出してくれ…」

腰の速度を落とそうとする浅香の腰に両手を添え、男が途切れ途切れに言った。

「………！」

ガクガクと…魚が跳ねるように震え始める男の体…
射精して完結ではない男と男のセックス…
本気でイキ始めているのだと感じた…
ならば俺のペニスで真のオーガズムを与えてやろう…俺の腕の中で逝かしまくってやろう…

そう考えて、浅香は、がむしゃらに下から男を突き上げた。
渾身の力で…抱き締めた。

「うああ…！どうしよう…初めてだよ…
怖いぐらいだ…浅香さん…しっかり…強く抱いて…
私に本当のオーガズムを与えてください！！」

腰を浅香に擦り付けながら…
全身を貫く凄まじいまでの快感に打ち震える男。

浅香は強く深く、滾る性器を彼の尻の中に叩き込み、応えてやることしかできなかった。

男の肛門は悦ぶようにピクピクと
浅香のペニスを締め付け、
ペニスを果てない奥へと絞り込んでいた。