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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第1章 お天気ねえさん

「ごめんなさい…
もちろん君のヌードを見て興奮しています
でも…どうすればいいのかわからなくて…」

そんな浅香の言葉に
ひとつの答えが圭子の脳裏に浮かんだ。

「もし外れていたらごめんなさい。
あの…もしかして…
浅香さんって…童貞?」

「はい…そうです…
恥ずかしながら女性の愛しかたがわからないんです
それを悟られまいと、下着の職人のような冷たい態度を取ってしまいました」

一気に捲し立てると
男として情けないのか
顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。

『まさかだわ…』

自分の予想が当たったことに圭子は驚いた。
どう見ても浅香は30代だろうに
そんな年齢になるまで無菌室で育てられた純真な男に圭子は初めて出会った気がした。

「いいわ…私が教えてあげる…」

「本当に?こんな僕をバカにしない?」

「バカになんかしないわよ
誰にでも初めてってあるんだもん
でも、初めてなのは人生で一度っきりだけだから
その緊張感さえも楽しんだらいいと思うわ」

君はなんて優しい女(ひと)なんだ!
童貞であることを白状して心の荷が降りたように
浅香は圭子に抱きついてきた。

『私が初めての女になる?
セックスの素晴らしさを教えていけないと…
うわっ~、これは大役だわ!』

そう思うと、
知らず知らずのうちに圭子も緊張してしまう。

重ねた唇は、どちらもフルフルと震えていた。

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