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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第2章 男にしてあげる♪
圭子は浅香に口づけをしながら
そっと彼の股間に手を伸ばした。
彼のイチモツがどれほどのものだろうと
ドキドキと期待しながら鼠径部からゆっくりと股間に向かって指を這わした。
『えっ?』
興奮してギンギンだと思いきや
ふにゃちんのままだったから驚いた。
「勃起していないの?」
「いや、あなたの事をよく知らないし、
あなただって僕の事を知らないでしょ?
そんな二人が体を重ねるって…
なんか、不純じゃないですか?」
御曹司のお坊っちゃまだから
純粋培養されて育てられたのね…
「そんな考え方は昭和初期よ
いえ、当時の人たちの方が純粋に男と女だったかも知れないわ
だって、お見合いをしてお付き合いもないままに婚姻をさせられて、そのまま初夜を迎えたのよ」
「なるほど…それもそうですね
では、僕も理性で押さえつけずに
心を解放してあなたに全てを委ねればいいんですね」
覚悟を決めると浅香は大胆になった。
ベルトを外して
ズボンとパンツを同時に膝までおろした。
「ちょ、ちょっと待って!」
圭子は慌てて彼の股間から目を逸らせた。
筆下ろしをしてあげるんだから
ソレを見ないわけにはいかないけど、
やはり、ゆっくりとお互いにムードを高めてから…なんて思っていたからだ。
「えっ?待たなければいけないのですか?」
そう言って、せっかく脱いだパンツとズボンを履き直そうとする。