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童顔の青年
第12章 根負け
絵美には過去、現在にセフレが居る事も知っている上でこのお試しをして居る…流石にそれを知ってもまだ言い寄って来る事に呆れて嫌な気はしないのでこう言う形を取って身体の関係で諦めてくれると考えて居た…

彰が助けてくれる訳は無いが一応報告と期間限定とは言え付き合う以上彰との関係を継続して居る訳には行かずその間は彰と寝ない事を決めたので話しをすれば案の定応援するスタイルであと一度あるSEXでは過去一にめちゃくちゃにされたおかげで不満を持つ事なくデートも勉強も捗る…

忍は中小企業の経営者の息子らしく経済関係には驚くほど知識を持って居た…父親が学校とは別にそう言う事を学ぶ機会を沢山用意してくれたおかげだと就職活動をする絵美の足しになる事も知って居てびっくりする…

一方で彰は大和のビビる理由を聞いて過去を少し曝け出す事になったが後悔はしてない…色々助けて貰った事も考え上手く行くよう受け売りの話しを含めて話し付き合ってからは彰より付き合いが悪いと伸夫達に言われて居たが彰は伸夫の見境いない行動に…

彰「お前…誰にでも声掛けてねぇ?噂広まって笑われてるぞ?」

伸夫「…そう?良いよ…わざとだから…」

二人の時を狙ってそう言うとまさかの答えが返って来た…

彰「!!わざと?だってお前女が欲しいんだろう?」

伸夫「クス…そう見える?」

彰「…見える…猿だろう?お前?」

伸夫「はははっ…言い得て妙って奴だな…心配すんなって…好きに笑わせて置いて良いからさ…」

彰「…お前…なんか隠してねぇ?」

伸夫「それはこっちのセリフ…お前の方が沢山隠してるだろう?」

彰「俺?」

伸夫「…たまに女の子の匂いがしてる…それも複数人…」

彰「…へぇ…知ってて言わなかったのか…」

伸夫「隠してるのをわざわざ言うかよ…フルオープンなのは大和くらいさ…隆も最近おかしいから…」

彰「…ふうん…分かったよ…詮索はしない…して欲しくねぇんだろ…」

伸夫「頼む…悪いな…心配してくれたんだろう?」

彰「…別に…やり過ぎだから注意促すつもりではあったけど…知らないフリしとく…限度超え無い限りは…」

伸夫「はははっやっぱりお前と仲良くなったのは正解だった…その時は止めに来てくれよ…」

彰「…了解…」
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