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童顔の青年
第12章 根負け
夏休みに入って8月の頭にバーベキューが決まりメンバーは同級生12人の大所帯になった…四人でそれぞれ良い奴を誘って野郎ばかりのむさ苦しいバーベキューだったが揃って楽しみにして居た…

グループで言うと3つくらいのグループを誘ってのバーベキュー…

サークル仲間で仲良くなったグループや彰達のように自然にそうなったグループなど色々だったが繋がりは皆あるので知らない奴は誰もいない…

その当日と翌日の2日はセフレに予定ありで連絡してあったので予定通り行ける…

舞子の部屋で絵美が予想外に楽しそうにデートしてると聞いて…

彰「舞子さんは良いの?すげぇモテるって聞いたけど?」

舞子「…うーん…今のところ誰も響かないんだよね…彰くんの友達…フリだけして欲しいとか言って来て大笑いしちゃって…」

彰「!?フリだけ?どう言う事?」

舞子「私の事知ってる見たいでナンパされた事にして欲しいって言うからそれもうナンパじゃないのって聞いたらじゃあ…付き合って下さい…だって…クスクス…意味わかんないでしょ?断ったらじゃフリで良いって言うのよ?」

彰「……ふうん…それで?」

舞子「クス…そんなのOKする人居る?すぐに断ったわ…そしたら…誰か紹介して欲しいってもし居たら連絡してって連絡先のメモ押し付けて行っちゃった…もうおかしくて…何がしたいのかさっぱりよ…」

確かにめちゃくちゃだ…何を考えているのやら…

彰「そのメモまだ持ってる?」

舞子「うん…面白かったし…一応ね…」

見せて貰うとガチの伸夫の携帯番号だった…

彰「ねぇ…もしまたそう言うお願いして来たら少しだけ助けてやってくれないかな?」

舞子「えっ?彼女のフリする子紹介するの?」

彰「うん…居ないだろうけど聞くだけ聞いて居たら教えてやって…」

舞子「分かった…彰君のお願いなら…まぁもう言って来ないと思うけどなぁ…」

そう言う舞子はまだ言って無い事があるが流石に友達だと言う彰には言えなかった…同性愛者…それを隠す為のフリだとは…

伸夫は両方とも行けるが基本は男がいい…それをずっと隠して居て周りを欺く為に今の行動をして居た…

舞子もそこまでは知らないが彰達は誰も何も知らない…ただの女好きの友達と思っている…
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