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官能能力者 あおい
第19章 ダブル♡デート 黒尽くめの二人
「えっと、とにかく、あおいの知り合いってこと?」
「はい、そうです・・・。で?あなたは?」
私は逆に尋ねる。
「私は、あおい達のクラスメートの佐竹だ」
佐竹・・・えーと、
「ああ!美結ちゃんですね」
突然、下の名前で呼ばれたのでビックリしたのか、ちょっとのけぞっている。
「何で知ってるんだよ」
「ええと・・・」
私はこれまでのことを簡単に説明した。
もちろん、えっちなエピソードは抜きだ。
出会いについては雑誌の取材で知り合った、ということでごまかした。
「そんなことが・・・。」
「美結ちゃんはどうしてここに?」
「いや・・・その、えっと・・・私も心配っつーか、なんというか・・・」
美結ちゃんは若干戸惑うように言う。
「なるほどなるほど、と、いうことは私達は同志というわけですね」
まあここは、大人の器の大きいところを見せ、深くは追求しないことにしよう。
「あ、ターゲットが動き出しましたよ!」
4人はぞろぞろと歩き始める。私は美結ちゃんの手を引いて建物の陰から飛び出す。
一定の距離を保って尾行だ。
予定では映画に行くはずだ。
それにしても、あの2人・・・
「もっとくっつけばいいのに!」
私はつい声が漏れてしまう。
前の明日香ちゃん達カップルがぴったりひっついて歩いているのに、委員長とあおいちゃんはなんか露骨に距離がある。
ええい!もっとひっつかんかい!!
4人が映画館に吸い込まれる。私と美結ちゃんは入口のガラスにへばりつくようにして中を伺う。どうやらポップコーンなどを買うようだ。よし、今の内だ!
「美結ちゃん、これでチケット買ってきて!
The Beautiful Dayよ!」
私は美結ちゃんに3千円を握らせる。
そして、キッとその顔を見つめ、宣言する。
「ここは私に任せて!」
大人の余裕である。
私の様子に気圧されたのか、美結ちゃんは素直に従いチケットを購入。
「はい、そうです・・・。で?あなたは?」
私は逆に尋ねる。
「私は、あおい達のクラスメートの佐竹だ」
佐竹・・・えーと、
「ああ!美結ちゃんですね」
突然、下の名前で呼ばれたのでビックリしたのか、ちょっとのけぞっている。
「何で知ってるんだよ」
「ええと・・・」
私はこれまでのことを簡単に説明した。
もちろん、えっちなエピソードは抜きだ。
出会いについては雑誌の取材で知り合った、ということでごまかした。
「そんなことが・・・。」
「美結ちゃんはどうしてここに?」
「いや・・・その、えっと・・・私も心配っつーか、なんというか・・・」
美結ちゃんは若干戸惑うように言う。
「なるほどなるほど、と、いうことは私達は同志というわけですね」
まあここは、大人の器の大きいところを見せ、深くは追求しないことにしよう。
「あ、ターゲットが動き出しましたよ!」
4人はぞろぞろと歩き始める。私は美結ちゃんの手を引いて建物の陰から飛び出す。
一定の距離を保って尾行だ。
予定では映画に行くはずだ。
それにしても、あの2人・・・
「もっとくっつけばいいのに!」
私はつい声が漏れてしまう。
前の明日香ちゃん達カップルがぴったりひっついて歩いているのに、委員長とあおいちゃんはなんか露骨に距離がある。
ええい!もっとひっつかんかい!!
4人が映画館に吸い込まれる。私と美結ちゃんは入口のガラスにへばりつくようにして中を伺う。どうやらポップコーンなどを買うようだ。よし、今の内だ!
「美結ちゃん、これでチケット買ってきて!
The Beautiful Dayよ!」
私は美結ちゃんに3千円を握らせる。
そして、キッとその顔を見つめ、宣言する。
「ここは私に任せて!」
大人の余裕である。
私の様子に気圧されたのか、美結ちゃんは素直に従いチケットを購入。