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官能能力者 あおい
第20章 休日のあおいちゃん
さて、物語の語り部は再び、私、あおいに戻ります。
☆☆☆
何やかやあったけど、楽しかったダブルデートから数日後、私は一通のメッセージに驚愕していた。
実は、あの日、キスを交わしただけではなく、私は委員長とメッセージアプリのID交換もしたのだ。2人の直通のメッセージが開通したときには、じーんと何とも言えない感動があった。

今日、その直通メッセージをとおして、驚きのお誘いがあったのだ。
でも、でも・・・。

右往左往。私は自室をウロウロしてしまう。
ど・う・し・よ・う〜

困った挙げ句、私は透子さんにメッセージを送った。

私「透子さん、今日、電話していいですか?」

しばらく待つと、ぽーんと着信音。

 透子「いいよ。7時過ぎかな?」

ああ、よかった。続けてまた着信音。

 透子「この間の苦情だったら、『オカケニナッタ電話番号ハ現在ツカワレテオリマセン』です(笑)」

いや、それも、言おうと思っていたけどさ・・・。

私「苦情ぢゃないです。相談です!」

ぽーん

 透子「👍」

なんじゃそりゃ・・・。
私は携帯をもったままゴロンと仰向けになる。
じゃあ、7時に透子さんに電話するとして・・・。今日はどうしよう。

「時間が空いたら、ウィンドウショッピングなのです!」
明日香の声が響く。
うーん・・・、どうかな?
「暇なら走れば?」
と、これは陸上部である美結の声。
いやいやいや・・・。
そういえば、透子さんはどうするんだろう?
休みの日には何をするのかな?
大人の女だから、カフェで本を読んだり、美術館とか行っちゃったり?

うし、聞いてみよう。

私「ところで、透子さんは時間がある休日って何します?」

ぽーん。レスポンスよく返ってくる。
仕事してんのか不安になる。

 透子「うーん、気になっていたお店に行ったり、あとは市場調査兼ねて大きな本屋に行く」

なるほど。さすが大人だ。休日も仕事のことをちゃんと考える・・・。
本屋さんね・・・。
私も本はキライじゃない。よし、今日はちょっと遠出して大きな本屋に行ってみよう。

私「ありがとうございます!参考にします」

 ぽーん。

 透子「私の担当レーベルの棚もチェックしてね♡」
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