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官能能力者 あおい
第23章 えっちな合宿:野外えっち
「人間関係について触れておく。
 部長の柊君と副部長の結城君はここ最近、部の運営方針で意見が対立しているようだ。
 また、佐々木君は1年生の折木君と付き合い始めているが、まだ、それは秘密にしている」

え?そんな設定までされるの?ちらっと佐々木さんと折木さんと見てみるが、二人とも特に反応はない。私だけかな、こんなにびっくりしているの。

「新入部員候補の高島君は柏木君が勧誘してきており、柏木君と仲が良い。
 何かというと、柏木君に意見を聞こうとするところがある。」

うん、まあ、実際に誘ってきたのが委員長だから、そうなるよね。
それを「設定」にしてくれていると気が楽でいい。

「人間関係情報は以上だ。
 というわけで、ここからゲームがスタートする。一応ルールを確認しよう」

柊くんは会長らしく慣れた様子でテキパキと進めていく。

「1つ目。犯人役、被害者役は先輩からもらった封筒についてよく読み、きちんとそこに書かれていることを実行するように。そして、他の人にさとられないようにして欲しい。
 2つ目。基本的に行動は自由だが、事件発生後、証言を聞いて回ったりするのは自由だが、各個人の個室で二人きりになるのは禁止だ。
 必ず、リビングで聴取を行って欲しい。
 3つ目。須永先生は犯人ではない。これは明言しておく。なので、推理から須永先生は除外していい。
 4つ目。合宿の最終日に被害者を除く全員から犯人の名前となぜそう思ったか、について聞くので、各自がちゃんと推理すること。」

なかなか凝ったイベントである。

と、いうわけで、ここからは「生物部合宿に来た部員が森に生物観察に行く」ということになっている。
それでは、ということで、私達は三々五々、森に向かうことにした。

カバーストーリーがあるので、結城さんは折木さんを伴って一緒に行った。
柊さんは新堂君を誘っている。
佐々木さんは一人でさっさと行ってしまった。
須永先生はペンションに残っている。
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