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官能能力者 あおい
第23章 えっちな合宿:野外えっち
あ・・あ・・あ・・

声がリズミカルな感じだ。その他にも、ザリザリザリと地面を蹴るような音がする。

藪を透かして2人でそっと向こう側を見てみる。

あ・・あれは・・・

驚きのあまり声が出そうになるのを必死でこらえる。
委員長も驚いているのだろう。繋いだ手にぐっと力が入っている。

あれは、折木さんだ。
藪の向こう、木にしがみつくように掴まっている。
ただでさえ、目が隠れるほど前髪が長い子ではあるが、今は完全に髪の毛が目にかかってその表情はよくわからない。

あん・・あん・・あん・・・・♡

木にしがみつき、お尻を突き出すような格好になっている。
そのお尻をしっかり両手でつかみ、腰を打ち付けるようにしている男性・・・
あれは、佐々木さんだ。

佐々木さんの腰が折木さんのお尻に打ち付けられるたびに
「あんっ♡」
という湿った声が折木さんの口から漏れる。
大声ではないけれども、この距離になると、それが何を意味する声かわかる。

少なくとも、うめき声ではない。

あれは・・・嬌声、喘ぎ声だ。

はあ、はあ、はあ・・・

佐々木さんも息が荒い。
折木さんの腰をガッチリと掴み、夢中で腰を打ち付けている。
よく耳を澄ますと、

びしゃ、びしゃ、びしゃ・・

と、折木さんの歓びの声の間に、おそらく2人の陰部の結合部分から響いていると思われる水音が聞こえる。

そう、佐々木さんが、折木さんにバックで挿入している、2人はセックスをしているのだ。

折木さんの様子から無理やりというわけではないと思う。
よく見ると、折木さんの右足にパンティが小さく丸まっている。
パンティを足までおろし、スカートをたくし上げ、良くは見えないが、佐々木さんはズボンだけをおろして、事をいたしているようだった。

私も委員長の手をぎゅっと握ってしまう。手に汗をじっとりかいている。

「あ、あ、あ・・・いい♡・・・きちゃう・・・くる・・」

折木さんの声が一段高くなる。新幹線の中でもずっと話をしていた折木さんの声とはまるで別人。淫靡に悦んでいる女の声だ。
目が前髪に隠れ、口だけが大きく開き、嬌声を上げている様子がとてもエロティックだと思ってしまう。
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