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官能能力者 あおい
第5章 運動会でご乱交
そして、それは、ほんっとうに根拠がなかった。

私の最初の出番は100m徒競走。
この競技は参加者が多い。1グループ当たり赤白3人ずつ、計6人がスタートし、1着から3着までに点数が入る仕組みだ。私の前に8組ほど出走グループがある。
いよいよ次が私の出番だ。

『位置、について』

の合図で両手人差し指と親指を広げ、地面につける。

『ヨーイ』

右足を曲げ、左脚を伸ばし、腰を浮かせる。
いわゆるクラウチング・スタートの体勢だ。
後は合図を待つ・・・

その瞬間、お尻に違和感。
サワサワと尻肉をなで回される感触。

誰よ!こんなときに!
ええい!コレくらいの性感、ムシムシ!!

『ドン!』

合図と共に私は両の脚に力を込め、推進力を得る。
相変わらず尻は触られてる!

ええい!やめ!!

とにかく、走ることに集中だ。
胸をぐっと張り、両腕を懸命に振る。今の所、2位。いい位置だ。

途端、今度は尻の他に両の乳首がツンとつままれる感じ。

「ひあ!!」

おもわず呼吸が乱れる。もう止めてよ・・・。

くりくりと乳首をつまみ、こねられている。走るのに集中したいのに・・・。
それでも無視して走り続ける私。
いいぞ、大分、性感に振り回されなくなっている!

第1コーナーを曲がる。ぐいと遠心力が体にかかる。
ここで一気に1位の子を抜く!!

その時、

「ひあああああ!!」

短パンの裾から見えない手が侵入してきた。手はパンティの下、私の秘所にもぞりともぐりこんでくる。

そこはダメ!!!

指二本でクリトリスを摘まれているらしい。
しかも、くりくりとこれもまた捏ねられている。

おかしい、おかしいよ・・・。

ここでやっと私は自分が置かれている状況の恐ろしさに気づき始めた。

もしかして、私をHな目で見ているのって・・・
ひとりじゃない!?

尻を触る人
乳首をこねる人、
クリトリスをつまむ人

皆別なのだ。
これって、見られれば見られるほど、性感もどんどん重なるってこと!!

そんなの聞いてないよ!!

だんだん息が乱れてしまう。ただでさえ全力疾走しているところに、妙な体感があるのだ。まともに走れるわけがない。
それでも、私は歯を食いしばって走っていた。
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