この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能能力者 あおい
第25章 えっちな合宿:事件の夜
折木さん・・・に話をふるわけにもいかないしな・・・。先程の淫行を思い出す。あれに触れることはできない。
しかし、当の折木さん自身は堂々としたものである。胸は普通にタオルで隠しているのだが、どうしても『あのタオルの奥のアソコに佐々木さんのアレが・・・』とか、『あの口に男の人の精液を受け止めた・・・』などということが頭をよぎってしまうのである。
髪の毛を洗ったあとなので、前髪で目が隠れるようなことはない。折木さんの素顔をこの合宿に来て初めて見たような気がする。
一重の目に細面で、美人と言ってもいいと思う。いわゆる目ぱっちりの小顔、可愛い系ではないが、「できる人」OL風美人?とでも言うのか、そういう感じだ。
服装がいつもゆったりとした感じだったので、あまり良くわからなかったが、こうしてみると胸も大きい方ではないだろうか?腰が細いのに、ヒップはちょっと存在感がある。

女性らしい体型のように思う。魅力的なのではないだろうか。ああいった行為を重ねていることで、女性ホルモンの分泌が・・・などと余計なことを考えてしまう。

なんか、ちょっとあったまりすぎたみたい。
ぼんやりしてきた。

「私、お先に出ますね」
そそくさと脱衣場へ。折木さんの裸体を見ていて、なんとなく気恥ずかしくなってしまったのも一因だ。

少しリビングやダイニングを覗いてみたが、誰もいなかった。皆自室にいるのだろうか?
私も戻ろうか。ドライヤーもかけたいし。
部屋の方に向かう。私の部屋は脱衣場から二階に登る階段を通り過ぎ、通路の突き当りだ。
ちょうど、階段を通り過ぎたところで、

「高島さん」

後ろから声がかかる。
振り返ると、折木さんだった。髪の毛をタオルでまとめている。その切れ長の目、風呂上がりで上気した頬、細い首筋がなんだか艶かしく感じてしまう。

折木さんは少しだけ背後を気にして、誰もいないことを確認すると、

「さっき、見られちゃいましたね」

すっと目を細めて笑う。
ドキッとしてしまう。いろんな意味で。
気づかれていたのだ。ものすごく恥ずかしい。

「内緒にしておいてくださいね?そういう『設定』なので」

と、それだけ言うと、ゆっくりと踵を返して階段を登っていった。
私は部屋に戻ると、へなへなと椅子に腰を下ろす。
/313ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ