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官能能力者 あおい
第6章 林間学校で輪姦しないで
やっと、地獄の期末テストが終わった。
うちの学校では夏休み直前に林間学校がある。高校になって初めてのお泊りイベントである。普通ならわくわくするなり、「めんどくせ〜」的な思春期反応を起こすところだろう。私はどちらかというと、こういうイベントは好きな方だ。
友達とあれこれ夜通し話をしたりとかっていうのは結構楽しい。
だから、楽しみではあるんだけど・・・。だけど・・・。

やや心配なのが例の能力だ。
生徒しかいないから逆に安全かもしれないけど、もしも、もしもですよ?
男子連中が調子にのって猥談に花を咲かせ、その興奮冷めやらぬまま、私達を見るようなことがあったら?!それも、何人もの男子が一斉にそんな目を向けてきたら?

ほかの女子生徒にはなんの痛痒もないだろうけど、私には大アリだ。
この間の運動会で複数人から同時に性感を得ることがある、ということがわかってしまった以上、せーので一気にイかされちゃうことだってありうるのだ。

この間の運動会で絶叫しなかったのはお口に「アレ」が突っ込まれていた、というだけで、もし、「アレ」(ええい、もういいか、ちんぽよ、おちんぽ!)がなかったら、歓喜の叫びを上げていたに違いないのだ。

人前で絶叫してイッちゃったりしたら、しかも、それが、クラスの衆目のもとでなんてことになったら・・・。お嫁どころか、学校にも行けなくなってしまう。

そんな事態は絶対に避けたい。

とはいうものの、予防策などは今の所ないのだ。せいぜい、男子に見られにくいように巧妙に、こそこそ隠れて、出来るだけ、騒がず、目立たず、存在を無にするしかない。
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