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官能能力者 あおい
第6章 林間学校で輪姦しないで
林間学校の出発は明後日、行き先は軽井沢だ。いいとこ行くじゃん!うちの学校!!
三泊四日の日程だ。

1日目は移動で約半日潰れるものの、施設周囲をハイキング。一応名目上は地質の見学と植生の観察という事になっているが、まあ、ただのハイキングだ。コースは決められているが、特にきつい傾斜があるわけではなく、班ごとにそれぞれのペースで歩くことができる。

ここで、私の班を紹介しておこう。

まず、私、高島あおい
それから、声のかわいい、佐竹美結(みゆ)ちゃん
うちのクラスのしとやか枠、遠山明日香ちゃん
うちのクラスのクラス委員にして、学年クラス委員長までやっちゃってる真面目くん、柏木冬馬くん
背の高いややイケメン、今の所バスケに夢中であんまり女子に興味なそうな渡邉高人くん

この5人でひとつの班なのだ。基本的に、私達は林間学校中、この単位で動くことになる。

とりあえず、一緒に歩いているけど、特に「性感」は感じない。
これで、感じちゃったら委員長かバスケ君(私が勝手につけたあだ名だ)が犯人ってことになるから、まあ、対処もできるだろう。

いまのところ、問題はない。よし、自然を満喫しよう。

天気は快晴、林道の中には爽やかな風が吹いている。
両脇の木々はシラカバだろうか?木の下には、木漏れ日に揺れる名も知らぬ白い可愛らしい花がある。

「ねえ、みてみて、コレきれい!」
美結が花に誘われ、しゃがみ込む。スマホを構え、写真をパシャ。
その横に明日香も花を覗き込むように見る。
「うーん、クレマチスですかね?」

確かに、白くてとがった大ぶりの花弁が8枚ほど広がっている様子は、クレマチスに似ている。でもあれって日本で野生に生えているのだろうか?

むむむ・・・

私もつられて花を覗き込む。
その瞬間!

ぬるり

尻を撫で上げられる感触!

私ははっと後ろを振り返る。するとバスケ君、すっと視線をそらしやがる!
うう、お前か!

まあ、しょうがない。私が不用意に男子の前にこの魅力的なヒップを突き出したのが悪いのね。ああ!美しいって罪よね・・・。

って、ボケにもならないボケはおいといて、やはり注意しなければならない。
クラスメイトとはいえ、男は男。
やはり隙を見せてはいけないな。

しっかし、何考えてるのよ!男子は!!
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