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官能能力者 あおい
第6章 林間学校で輪姦しないで
慌てて委員長は目をそらす。心なしか、頬が紅潮している気がする。

うーん・・・。

私は素知らぬ顔でまた挽き肉を練り続ける。

「はい!もういいですよ〜」

ソーセージ屋のおじさんがパチンと手を叩いて合図する。
そして、最後の工程だ。この挽き肉を用意された豚の腸に詰めるのだ。
これには生クリームの絞り器みたいなのを使う。
へー、こうやるんだ・・・。

手始めにおじさんが見本を見せてくれる。
きゅーっと絞り器を絞ると、挽き肉がみるみる腸の中に入っていき、むくむくと立派なソーセージになっていく。
その様子を見て、ちょっとあらぬ想像をしてしまう私。

うーん。毒されているよ・・・。

明日香や美結も興味深げに見ているが、きっと私が考えているような事は考えていないに違いない。

「おちんぽみたいって思っているでしょう?いやらしい、あおいちゃんは・・・」

ひあ!!!
頭にまさに図星な言葉が響いて思わず声が出そうになった。
チラっと横目で見ると委員長が私をチラチラ見ている。

うううう・・・。なんか恥ずい・・・。
偶然だと思うけどさ・・・。

そして、それぞれの番。
さすがの委員長も腸詰しながら妄想することは出来ないらしく、私も無事に自分のソーセージを作ることが出来た。

そして、この体験の良いところは、このままここで作ったソーセージを食せるところだ。
もちろん、それだけでは足りないので、店で普通に作っている別の種類のソーセージが2つ、パン、付け合せの野菜がつく。

このプログラムがイチオシだったバスケ君はペロッと完食してしまった。
女子たちは自分達で作ったものをちょっとずつシェアして食べ比べした。
うん、明日香のが一番美味しい気がする。
なんだろう?練り具合?味付けかな?
女子チームも無事に完食。満足してソーセージ屋を後にした。

少し移動して午後の最初のプログラムであるガラス細工。
これは服飾部の明日香の推しプログラムだ。
あっついガラスの塊に長い棒の先から息を吹き込む。
丁寧に回しながら吹かないと形が歪になってしまう。

さすが、明日香は一発できれいな形を作ってみせた。
美結もなかなか。
私はというと・・・。
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