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官能能力者 あおい
第6章 林間学校で輪姦しないで
発信源が特定できたので、私はちょっと不自然ながら、革ジャン野郎と自分の間に、美結と明日香を挟むような位置取りに移動。後ろ向きに歩くことになってしまうが、

「ところでさ〜」

など、話題のあるふりをして何とかごまかす。視界が遮られたお陰で、性感がふと消える。

もー!!何なのよあいつ!

そんなことをしているうちに、3グループに分かれる地点に辿り着いた。
アウトレット組はここを直進、
お土産買うのは左折、
私達ブルーフォレスト組は右だ。

「じゃあ、11時30分にね!」
美結が元気に手を振る。
明日香も控えめに手を振る。心なしかバスケ君の方に重点的だ。
私も手を振る。
自然と委員長に目がいく。委員長も
「じゃあ」と、軽く手を降った。

ちょっとだけ後髪が引かれたけど、私達は歩き始める。
その瞬間。

ふんわりとした、性感というにはあまりにも繊細であったかい感覚が全身を包んだ。
何?え?

経験をしたことがない、とっても心地の良い優しい感じ。
思わず振り返る。
すると、委員長が振り返って私達の方を見ていたのが分かった。私が振り返ると慌てたように視線をそらす。それとともに、その心地よい感じがふと消失する。

あん・・・。

なんか、物凄くもったいない事をしたような感じだ。
あんな視線だったら、大歓迎なんだけど・・・。

「ん?どうしたのです?」
明日香が怪訝な顔をして私を見ている。
「ううん?な、なんでもない」
なぜかシドロモドロになる私。
明日香はうんうん、としたり顔でうなづき、
「そうですよね。やはり私達もアウトレットに・・・」
等と言いだす。
いやいやいや、そんなキャラじゃないよね、私達ってば。
まあ、明日香も言いはしたものの、そこまでの度胸はないらしく、結局私達は当初の予定通りブルーフォレストに到着した。

「わー!素敵なのです!」

たしかに素敵な店だった。店内もそこそこの広さがあり、ディスプレイも小洒落ている。名前のとおり、青を基調にした服が多い。盛夏も間近であるが、観光地という立地もあるのだろうか、夏物を前面に置いていた。
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