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第6章 林間学校で輪姦しないで

私は頭の中で選択肢を考えた。

⇒たたかう
　にげる
　どうぐ
　じゅもん

無理だろう。そもそも、縛られている。４対１では絶対勝てない。

　たたかう
⇒にげる
　どうぐ
　じゅもん

それが出来たら苦労しない。

　たたかう
　にげる
⇒どうぐ
　じゅもん

なんもアイテム持ってない。携帯で電話できれば・・・。でも、バックは彼奴等のさらに向こうだ。

　たたかう
　にげる
　どうぐ
⇒じゅもん

じゅもんって・・・。んなもん使えるか！！
って、じゅもん？魔法？超能力？

そうか！一か八か・・・。
でも、この方法は乙女としては若干、かなり、抵抗がある。

さっきから体中を襲う性感で息が荒くなっている。
はたから見れば恐怖に怯えているようにも見えるだろう。

う・・・ちょっと、仲間B！オマンコに舌を入れるな・・・・
ぬぐぐ・・・ダメだ、時間がない！

「乳首にむしゃぶりついてやりて〜」
おどろく仲間A。乳首の感触が止まったところを見ると本当にびっくりしたらしい。

突然、私が言い出したことにその場に妙な空気が流れる。

「あ・・・あなたいきなりどうしたの？」
ビックリしたような目でお姉さんは言う。

「オマンコ舐め回したい！」
仲間Bが目をむく。

「ちょっと、あなた何を言っているの？気でもふれた？」

「頭をガッツリホールドして、俺のちんぽを頬にこすりつけてやる！」
革ジャンをギッと睨み、私は言う。
ビクッとする革ジャン野郎。

「こいつら、そんな崇高な信念なんか微塵も持っちゃいない！アタマん中は私達を輪姦してやろうってことでいっぱいだ。目を見てたらわかる！今言ったことはこいつらがずっと考えていたことだ！」
私はありったけの大声で糾弾した。
もう、私に残された選択肢はこれしかない。
「あんた達、本当なの！？」
お姉さんが男達を睨む。
「竜也！あんた、こんな子に色目使ったっていうの！？自分の趣味でターゲットを決めたってこと！？」
お姉さんは革ジャン野郎に掴みかかる。竜也っていうのか・・・。