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官能能力者 あおい
第6章 林間学校で輪姦しないで
「私というものがありながら!」
ん?
「いや、違う。俺は別に・・・。やめろよ優子」
お姉さんは優子・・・。革ジャン野郎改め竜也は優子さんに詰め寄られシドロモドロだ。
どうやら、この二人は恋人同士のようだ。なおさら許せんな、竜也。
「どういうことよ!なんで、黙ってるの?この子が言ったことは本当なの!?」
「いや、ちが・・・デタラメだ」
言い訳がましく首をふる竜也。優子さんは若干涙目だ。結構激しい気性の人のようんだ。
そして、ついに。

「もう知らない!勝手にすれば!」
言い残して教室から出ていってしまった。

え?出ていってしまうの??

計画外だ・・・。
仲間割れが起こればいいと思ったのだが、こういう風に割れられると・・・。

「お前、よくも余計なことを・・・」
竜也がこっちを睨む。その目に見据えられても何も感じない。
と、いうことは、この視線に乗っているのは・・・性欲ではなく、

殺意・・・?

きゃー!!
ダメー!!

再び浮かぶ私の心の中の選択肢。

 たたかう
 にげる
 どうぐ
 じゅもん
⇒たすけをよぶ

「助けて!!!柏木くん!!!」

なぜか委員長の名が口をついて出てくる。
「誰も来やしねえよ!」
達也が詰め寄ってくる。

私は震えながらジリと少しでも距離を取ろうと身もだえする。だが、しっかりと縛られていて身動きもできない。
うしろの仲間Aはナイフを取り出している。

冷や汗が背中を伝う・・・。
このまま柏木くんに会えずに死ぬのはイヤ!
せめて、死ぬ前に一回だけでも、抱きしめてほしかった!!!
神様ー!

死を覚悟。怖いよ・・・。
ギュッと目を瞑る。

刹那

「動くな!」
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