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官能能力者 あおい
第11章 その人、藤宮透子さん
はっと、目が覚める。
あれ?今、何していた?
え、私、電車で司書のお姉さん(仮)に会って、
電車から降りたけど、駅のホームでメチャクチャにいかされて・・・
それで、それで・・・。
あれ?今のは、夢?
どうやら、隣りにいる人の肩に寄りかかって眠ってしまっていたらしい。
「あ、す、すいません」
慌てて隣の人に謝る。
「いや、大丈夫です。それより、あなたは大丈夫?」
ひあ!
隣で微笑んでいるのは、司書のお姉さん(仮)だった。
あああ・・・夢じゃなかった・・・
「ごめんなさい!」
突然、お姉さんが両手を合わせて拝むようにして謝罪のことばを放つ。
「ほんっとーにごめんなさい。まさか、気絶しちゃうなんて・・・。大丈夫?どこか怪我していない?」
ちょっと涙目にもなっている。
とてもさっきの妖艶なお姉さんと同一人物とは思えない。
むしろ、こっちの方が見た目に合っている。
「だ、大丈夫です・・・」
少し、緊張がほぐれて、やっと私は言葉を出せた。
「よかった・・・。でも、そのままじゃ、その、動けないよね?」
え?なんで?と思ったが、確かに・・・
言われてみれば、下着がぐっしょり濡れている感覚がある。
うううう・・・
このままじゃ立ち上がることもできない。
真っ赤になってスカートを押さえつける私。
どうしよう・・・。
「さっきここまでなんとか運んだけど、スカートもビシャビシャになっちゃってて・・・。このまま移動したらすごく目立っちゃうと思うの。」
お姉さんは本当に、申し訳無さそうに言う。
そうして、自分が着替えを持ってくるから、少しだけここで待つように、と言われた。
できれば学校と家に連絡をしてと。
「私も今日は会社を休むことにするから」
そう言って私の返事も聞かずに行ってしまった。
たしかに、このまま立ち歩いたら、お漏らししてしまったようで超ハズかしい。
しょうがない・・・待つしかないか・・・。
仕方がないので、私は家に電話をした。
貧血みたいになって具合が悪いので学校に行けない、少し休んでから、家に向かうからーと。
母親は仕事を切り上げて迎えに行こうか?と言ってきたが、一人で帰れるからと請け合った。
「うん・・・だから、学校に連絡して欲しいの・・・うん、お願い。ゴメンね」
ぷち・・・電話を切る。
はあああああ
あれ?今、何していた?
え、私、電車で司書のお姉さん(仮)に会って、
電車から降りたけど、駅のホームでメチャクチャにいかされて・・・
それで、それで・・・。
あれ?今のは、夢?
どうやら、隣りにいる人の肩に寄りかかって眠ってしまっていたらしい。
「あ、す、すいません」
慌てて隣の人に謝る。
「いや、大丈夫です。それより、あなたは大丈夫?」
ひあ!
隣で微笑んでいるのは、司書のお姉さん(仮)だった。
あああ・・・夢じゃなかった・・・
「ごめんなさい!」
突然、お姉さんが両手を合わせて拝むようにして謝罪のことばを放つ。
「ほんっとーにごめんなさい。まさか、気絶しちゃうなんて・・・。大丈夫?どこか怪我していない?」
ちょっと涙目にもなっている。
とてもさっきの妖艶なお姉さんと同一人物とは思えない。
むしろ、こっちの方が見た目に合っている。
「だ、大丈夫です・・・」
少し、緊張がほぐれて、やっと私は言葉を出せた。
「よかった・・・。でも、そのままじゃ、その、動けないよね?」
え?なんで?と思ったが、確かに・・・
言われてみれば、下着がぐっしょり濡れている感覚がある。
うううう・・・
このままじゃ立ち上がることもできない。
真っ赤になってスカートを押さえつける私。
どうしよう・・・。
「さっきここまでなんとか運んだけど、スカートもビシャビシャになっちゃってて・・・。このまま移動したらすごく目立っちゃうと思うの。」
お姉さんは本当に、申し訳無さそうに言う。
そうして、自分が着替えを持ってくるから、少しだけここで待つように、と言われた。
できれば学校と家に連絡をしてと。
「私も今日は会社を休むことにするから」
そう言って私の返事も聞かずに行ってしまった。
たしかに、このまま立ち歩いたら、お漏らししてしまったようで超ハズかしい。
しょうがない・・・待つしかないか・・・。
仕方がないので、私は家に電話をした。
貧血みたいになって具合が悪いので学校に行けない、少し休んでから、家に向かうからーと。
母親は仕事を切り上げて迎えに行こうか?と言ってきたが、一人で帰れるからと請け合った。
「うん・・・だから、学校に連絡して欲しいの・・・うん、お願い。ゴメンね」
ぷち・・・電話を切る。
はあああああ