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官能能力者 あおい
第12章 官能テレパシスト 透子!?
「ちょっと、待って!!!」
がしっと腕を掴まれる。
「な、なんでしょう?」
「もう少し、お話を聞かせてください!ぜひ!
なんか、私、掴めそうなんです。
あおいちゃんの話を聞いたら、すごい小説が書けそうな気がするんです!
だから、今度、ぜひ、うちに来てください!!
私、こう見えて料理上手なんです!」
「え、でも・・・」
私はふと視線を上げる。さっきのあれがあるしなー・・・。
ちょっと怖い・・・。
私の表情の変化を読み取ったのか、透子さんはぶんぶんと頭を振る。
「さっきのは、本当に、気の迷いです!
うちに来てくれたあおいちゃんには指一本触れません!!
誓って!」
「誓って?」
「はい!エマニュエル・アルサンの名にかけて!」
「え?えまにゅえる??」
「はい!映画化もされ、世界的に有名になった官能小説の金字塔『エマニエル夫人』の作者です」
いまいち、名をかけている人が信じられないが・・・。
ぎゅっと手を握り、子犬のように私を見上げる透子さんが若干可愛らしかったこともあり、私はお誘いに乗ることにした。
がしっと腕を掴まれる。
「な、なんでしょう?」
「もう少し、お話を聞かせてください!ぜひ!
なんか、私、掴めそうなんです。
あおいちゃんの話を聞いたら、すごい小説が書けそうな気がするんです!
だから、今度、ぜひ、うちに来てください!!
私、こう見えて料理上手なんです!」
「え、でも・・・」
私はふと視線を上げる。さっきのあれがあるしなー・・・。
ちょっと怖い・・・。
私の表情の変化を読み取ったのか、透子さんはぶんぶんと頭を振る。
「さっきのは、本当に、気の迷いです!
うちに来てくれたあおいちゃんには指一本触れません!!
誓って!」
「誓って?」
「はい!エマニュエル・アルサンの名にかけて!」
「え?えまにゅえる??」
「はい!映画化もされ、世界的に有名になった官能小説の金字塔『エマニエル夫人』の作者です」
いまいち、名をかけている人が信じられないが・・・。
ぎゅっと手を握り、子犬のように私を見上げる透子さんが若干可愛らしかったこともあり、私はお誘いに乗ることにした。