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官能能力者 あおい
第13章 初めてのレズ♡えっち
「おまたせー。こっちきてー」
呼ばれてキッチンの方に行く。小さいながらも二人で食べるなら十分な広さの食卓に、所狭しと並べられた料理。ワイングラスまで用意してある。
「じゃーん!がんばっちゃった!」
アンティパストに、サラダ、えっと、あれってアクアパッツァっていうんだっけ?それから、フライドパスタにラザニアだろうか?
多すぎない?
でも、美味しそう・・・。
早速いただこう。
「いただきます!」
透子さんがグラスにスパークリングワインを注ぐ。
「あ、あおいちゃんはノンアルコールのシードルね。」
「透子さんは普段からお酒、飲まれるんですか?」
「うううん。私は普段は飲まないの。でも、明日は日曜だし、今日はあおいちゃんが来ているから特別♡」
「かんぱーい」
私達はグラスを合わせた。
スッキリしたりんごの香り、ほのかに苦いシードルは、今日の料理によく合う気がした。
食事も進んでくると、さっきの話題にまた戻る。
次に透子さんが関心を示したのは、やはり林間学校でのエピソードだ。
「ふえええ!そんな事があったんですね。怖かったですねー。それにしても事実は小説より奇なりといいますが・・・テロリストさんが・・・」
そして、この官能能力を使って追い払った、わけではないが、助けが来るまで時間が稼げたという話にも食いついてきた。
「それ、面白いですね。その女の人と、あおいちゃんを攫ったチンピラピアスは付き合ってたんですね。なんか、小説のネタになりそうです」
あとは、キャンプファイヤーのエピソードも話してしまった。
「その”委員長”さん、あまり喋らないけど、あおいちゃんのこととってもとっても好きなんですね・・・なんかいいな・・・」
もちろん、委員長の淫語エピソードについては触れていない。
「でも・・・林間学校から、まったく進展がないんですよね・・・」
そう、あのあとも一向に私達の間には、なにもない。
林間学校のことなんてなかったかのようだ。
「で、でも、その時期の男の子ならありうるかもしれないですよ。”委員長”って、なんか奥手そうだし。大事件があって一気に接近してしまったけど、返って好きな人との距離のとり方がわからなくなっちゃったとか・・・小説ならありそうだもん」
「そうですかね・・・。私、嫌われてないですかね・・・。」
呼ばれてキッチンの方に行く。小さいながらも二人で食べるなら十分な広さの食卓に、所狭しと並べられた料理。ワイングラスまで用意してある。
「じゃーん!がんばっちゃった!」
アンティパストに、サラダ、えっと、あれってアクアパッツァっていうんだっけ?それから、フライドパスタにラザニアだろうか?
多すぎない?
でも、美味しそう・・・。
早速いただこう。
「いただきます!」
透子さんがグラスにスパークリングワインを注ぐ。
「あ、あおいちゃんはノンアルコールのシードルね。」
「透子さんは普段からお酒、飲まれるんですか?」
「うううん。私は普段は飲まないの。でも、明日は日曜だし、今日はあおいちゃんが来ているから特別♡」
「かんぱーい」
私達はグラスを合わせた。
スッキリしたりんごの香り、ほのかに苦いシードルは、今日の料理によく合う気がした。
食事も進んでくると、さっきの話題にまた戻る。
次に透子さんが関心を示したのは、やはり林間学校でのエピソードだ。
「ふえええ!そんな事があったんですね。怖かったですねー。それにしても事実は小説より奇なりといいますが・・・テロリストさんが・・・」
そして、この官能能力を使って追い払った、わけではないが、助けが来るまで時間が稼げたという話にも食いついてきた。
「それ、面白いですね。その女の人と、あおいちゃんを攫ったチンピラピアスは付き合ってたんですね。なんか、小説のネタになりそうです」
あとは、キャンプファイヤーのエピソードも話してしまった。
「その”委員長”さん、あまり喋らないけど、あおいちゃんのこととってもとっても好きなんですね・・・なんかいいな・・・」
もちろん、委員長の淫語エピソードについては触れていない。
「でも・・・林間学校から、まったく進展がないんですよね・・・」
そう、あのあとも一向に私達の間には、なにもない。
林間学校のことなんてなかったかのようだ。
「で、でも、その時期の男の子ならありうるかもしれないですよ。”委員長”って、なんか奥手そうだし。大事件があって一気に接近してしまったけど、返って好きな人との距離のとり方がわからなくなっちゃったとか・・・小説ならありそうだもん」
「そうですかね・・・。私、嫌われてないですかね・・・。」