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官能能力者 あおい
第16章 淫語パニック
「あおいちゃん、あおいちゃん!
 あおいちゃんのオマンコ。ぐちょぐちょしている?
 おちんちん、ほしい?僕のを挿れていい?挿れたい!挿れたいよ」

いいよ!挿れて、挿れて
あなたのその太いおちんぽで私の中をいっぱいにして!!
もどかしい・・・ううう・・・苦しい。

チラチラと右後ろを見る。
ぎゅっと目をつぶる。いっそう、立ち上がって、委員長の手を引いて、だれもいないところに連れて行って犯してもらいたい!

もう・・・ダメっ!我慢できない・・・

立ちあがろうとした刹那、

きーんこーん、かーんこーん・・・

間延びしたチャイム。その瞬間、淫語のシャワーが止む。
ふっと憑き物が落ちたように響いていた声が消えた。

はあ、はあ・・・

息をつく。ふと右後ろを見ると青山君が席に戻っている。そのせいで、委員長の視線が塞がれた格好だ。

助かった・・・のか?
理性がぶっ飛ぶ寸前だった・・・。

チョットわからないけど、下着の中、多分凄いことになっている。
ううう・・・どうしよう。

とりあえず、Mission1「HR前にデートに誘え」は失敗した。

気を取り直して、Mission2に移ろう。
掃除の時間だ。私は廊下を分担。委員長は男子トイレだ。

男子トイレか・・・。

って、私、入れないじゃん!!

あえなくMission2アンコンプリート・・・
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