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官能能力者 あおい
第17章 ダブル♡デート 映画編
戸惑っているうちに、私の手は委員長の手に重なる。
びくっと委員長が私の方を見る。
はははは・・・
まさか、「勝手に手が動いてしまったんです」とは言えず、とりあえず笑ってみる。
委員長も私に向かって笑ってくれる。
ああ、良かった・・・。
なんとかごまかせた。
せっかくなので、手はそのまま。ちょっと姿勢としては不自然だけど、こうしておこう。
場面が転換する。
実はパスワードを聞き出そうとしたのはフェイクで、唯一パスワードを変える権限を持つ政府幹部を不安にさせ、パソコンにアクセスさせることが目的だったようだ。
そして、パスワードを変更させたうえで、幹部の手につけた目には見えないが、特殊な光を当てると発光する塗料の痕跡から、「どうパスワードを変えたか?」を推理しようとするのだ。
言語学や確率論の知識を駆使してパスワードを推理していく主人公。
な、なるほど・・・。
その時、ぎゅっと私の手を掴む感触。
その感触に押され、私も、委員長の手をぎゅっと掴んでしまう。
まるで、私がドキドキして、委員長の手をぎゅっとしているようじゃないか!
こ、これは!
私は目立たない程度にあたりを見回す。すると、右後ろ席を2つほど離れたあたりに、例の黒尽くめの二人が座っている。大振りのサングラスはさすがに映画館ではおかしいと思ったのかはずしている。その顔はやはり間違いなく透子さん。
透子さんが、視線で私の体を動かしているのだ。
そう、透子さんはかつて私を視線だけでM字開脚にして、アソコを蹂躙した経験があるのだ。
これくらい、朝飯前だろう。
そういうことか!!
私はきっと透子さんを見る。
余計なことをしないでよ!!
という視線を送ってみる。
わざとらしく目をそらす透子さん。
びくっと委員長が私の方を見る。
はははは・・・
まさか、「勝手に手が動いてしまったんです」とは言えず、とりあえず笑ってみる。
委員長も私に向かって笑ってくれる。
ああ、良かった・・・。
なんとかごまかせた。
せっかくなので、手はそのまま。ちょっと姿勢としては不自然だけど、こうしておこう。
場面が転換する。
実はパスワードを聞き出そうとしたのはフェイクで、唯一パスワードを変える権限を持つ政府幹部を不安にさせ、パソコンにアクセスさせることが目的だったようだ。
そして、パスワードを変更させたうえで、幹部の手につけた目には見えないが、特殊な光を当てると発光する塗料の痕跡から、「どうパスワードを変えたか?」を推理しようとするのだ。
言語学や確率論の知識を駆使してパスワードを推理していく主人公。
な、なるほど・・・。
その時、ぎゅっと私の手を掴む感触。
その感触に押され、私も、委員長の手をぎゅっと掴んでしまう。
まるで、私がドキドキして、委員長の手をぎゅっとしているようじゃないか!
こ、これは!
私は目立たない程度にあたりを見回す。すると、右後ろ席を2つほど離れたあたりに、例の黒尽くめの二人が座っている。大振りのサングラスはさすがに映画館ではおかしいと思ったのかはずしている。その顔はやはり間違いなく透子さん。
透子さんが、視線で私の体を動かしているのだ。
そう、透子さんはかつて私を視線だけでM字開脚にして、アソコを蹂躙した経験があるのだ。
これくらい、朝飯前だろう。
そういうことか!!
私はきっと透子さんを見る。
余計なことをしないでよ!!
という視線を送ってみる。
わざとらしく目をそらす透子さん。